ポジティブな会話の極意
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ポジティブになれる会話のしかたを慶應義塾大学の前野隆司先生は
「幸せのメカニズム」の中で記している。
上司から部下への指摘。
①「□□の件、ダメじゃないか。××は、もっと△△にしてくれないと」
②「□□の件。○○の点は良かった。ありがとう。しかし、××は、もっと△△にしてくれないか」
③「□□の件。○○の点は良かった。すばらしい。さらに、××を△△にしたら、もっといいんじゃないかな」
あなたの傾向はどのパターンですか?
①問題点を否定形で指摘するタイプの会話。
部下は、凹みます。自分のへまを指摘されているのですから。
これは、よくない指摘の仕方です。
②ポジティブさが中ぐらいの指摘の仕方。
ちょっとやさしいですよね。まずは、いい点を言ってから、悪い点を指摘。
半分、いいことも言われていますから、半分はやる気が出ます。
でも、半分は凹む。プラスマイナスゼロですね。
凹みっぱなしの①の指摘よりはまだいいですけど。
③まず、いい点の指摘。
そのあとも、悪い点をネガティブに指摘するのではなく、ポジティブに助言する形になっています。
これだったら、部下も、「さすが、○○さん。そうですね。すぐに××を△△にしてみます!」
と元気そうに応えると思いませんか。
「さらに」と助言する点が重要です。
「しかし」や「ただし」といった否定ではない。
実は、会話の中で、ネガティブな表現なんて、一つも要らないんです。
と記されていました。(ちょっと文面は変えていますが)
このことを読んでから、対外的な話し方を変えるように意識しています。
身近な人にはまだまだですけどね。(これも意識しないといけませんが・笑)
アサーティブな言葉遣いを意識していたはずなのに、
ちょっと視点がずれていたかもしれませんね。
さらに、学びは深まるということ。
ポジティブな環境はどこにでも作ることが出来る。
本当に自分の意識を変えて、行動につなげていくことで。
研修の中でも良く取り入れていますし、
メールの書き方も、アドバイスの仕方も変わって来ています。
当然のことながら、反応も変わって来ていますよね。
やはり、自らが動いていくことの大切さも改めて実感しています。
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