最近、子ども達のお手伝いを
ポイント制にした話を続けて書いています。
まだの方は過去記事からどうぞ
さて。
人が行動する動機、動く理由には
外発的動機と内発的動機があります。
内発的というのは
自分の中から「やりたい」という意欲のようなものです。
この内発的にもいくつかレベルがあるけれど、
それは置いておいて。。。
自分から動くというのは、この内発的な動機が理由の時。
こういう時はパフォーマンスも上がりやすい★
逆に、外発的動機というのは
外からの刺激で行動することなので
例えば、「やりなさい」と言われてするとか
「やらないと怒られるからやる」とか
「やらないといけないことだからやる」というものです。
ご自身に置き換えてもわかるように
これがきっかけだと、イヤイヤやることになりやすいので
パフォーマンスは上がりにくいし
続きにくい。
なので、理想は内発的動機で動いてもらうことだけど
それだけだと出来ない事もあるので
外発的な動機も時と場合によっては必要かな、と。
ではでは、ちょっと固い話から入ったけれど
この【お手伝いポイント制】はどうなのか?
実は、これが外発的動機と内発的動機の
間をうまい具合に利用してるんです☆
お手伝い→ポイントという報酬
というのは、外発的動機なんだけれど
じゃぁ、誰がいつ、何をするのかは子ども達次第。
つまり、やるもやらないも、自分で選べる。
ポイントというきっかけはあるけれど
実際に行動する部分は、本人の意志
つまり内発的動機によるものなので
子ども達がポイントに興味があるうちは
きっと続くでしょう★
ポイントで交換するものは
子ども達が欲しい物でもあるので
子ども達にとっては、このポイントがお金のようにもなっているから
ポイントをためつつ、
お金の扱い方の練習にもなってる♪
(だから通帳タイプのお小遣い帳にしたというのもある)
すぐに欲しい物と交換するか
しっかり貯めてから交換するか
はたまた、交換せずにため続けるか・・・。
そして、何と交換するか・・・。
性格が出そうで、楽しみです♪