アジア圏を旅行している時の楽しみと言えば、ローカル朝ごはんを食べること。香港ではもちろんお粥だよね!ということで、早速行ってきました。
トラムは前日に乗ったので、この日はバスで移動することに。夫は乗り物が大好きなので、とりあえず色々乗っておきたいようなのです。
昔は乗り物をただの移動手段としてしか認識していなかった私も、最近は「この街にはこういう乗り物があるよ」と、夫にプレゼンするようになりました。ある意味楽しみが広がったと言えますが、飛行機の機体のためにわざわざ遅い便を選んだりする彼の気持ちは、未だによくわかりません…
さて、バスでもトラムでも、香港を移動するときは、2階に座るのが好きです。上から眺める景色も面白いし、せり出した看板が次々現れるのも、乗り物同士がすれすれの距離で行き交うのも面白い。
お目当てのお店に着きました!こちらのお店はセントラルに3店舗あるそうですが、我々が訪れたのは徳輔道中店。ローカル感満載のお店ですが、香港版ミシュランにも掲載されているそうです。この日はとても上品でお金持ちそうなおばあちゃまと相席でした。
定番のピータンのお粥を頼みました。これこれ、このトロトロ感を求めていました!底の方に入っているピータンとお肉はしっかり塩気が効いているので、よく混ぜて食べると美味しい♡
お店のおじちゃんが油条(揚げパン)を指差して、「油条は食べるのか!」と聞いてくれた(広東語でしたが、そう聞かれたに違いない)ので、こくこく頷いてお粥にin。この油条がまた、サクッと軽くて美味しかった!
ところで広東語って、聞き慣れていないからか北京語より随分勢いがあるように感じられます。疑問形で何かを聞かれる時も、末尾に着くのは「?」ではなく、「!」のイメージ。そう、「油条は食べるのか!」です。
ここでおばあちゃまは去って行かれましたが、何と机の上にiPhoneが置きっ放し!夫が追いかけてくれて、無事渡せたようです。良いこと(いや、当たり前のことですが)をすると気分がよろしく、ますます食が進みます。
もう一つ、このお店の名物である魚のすり身ボールも頼みました。これはかなりニンニクが効いていて、強いお味です。もう少し塩気が薄い方が私は好きかなあ。
羅富記粥麺専家(Lau Fu Kee) 徳輔道中店
香港中環徳輔道中140號地下
140 Des Voeux Road Central, Central
この後、夫のお買い物に少し付き合ってから、マッサージに行くことに。事前に調べておいたten feet tallというお店が近くにあったので、そこでお願いすることにしました。