今更旅行記の続きです☆
パリから移動し、ブリュッセルについたのはお昼過ぎ。電車を降りると、フランスとはまた違った雰囲気にわくわく!案内は全てフランス語/フラマン語併記になり、道ゆく人は背が高く、アジア人もぐっと減りました。私はきっと、巨人の国に迷い込んだ小人に見えたことでしょう。ほんの1時間電車に乗っただけなのに、アウェー感がすごい!
ごはんは電車の中で済ませていたので、ホテルに荷物をおき、早速市内を散策することに。泊まったホテルは街の中心から少し離れていたので、フロントの人に言われたとおり、バスに乗ってみました。
空が真っ青で気持ちいい~!目指すは世界遺産、グランプラスとオルタ邸です。まずはわかりやすそうなグランプラスに行ってみることに。
しかし地図を持っていない私、迷った末なぜか中華スーパーを発見!吸い込まれるように入ってしまいました…んんー、懐かしい雰囲気!!
かなり大きなスーパーでしたが、なんとこの中の定員さん、全員が中国人でした。レジのおばちゃんが「ちょっと!このカード使えないんだけど!誰か~!!」と叫んでいたり、お客さん同士が抜かした・抜かしていないで口論していたり、雰囲気は中国そのもの。どこの国でもたくましく生きている中国人、すごいわ。思わず上海でよく目にするカップラーメンを購入。どうやら私ももれなく中国人と認識されていました。アジア人ばんざいー!
そうしてようやく辿り着いたグランプラスは、想像通りの美しい広場でした。観光地なのにごみごみしていません。ありがちな客引きや物売りもほとんどいなくて、穏やかで素敵な空間です。
お腹がすいたので、ワッフルも食べてみました。
チョコレートがたっぷり。ベルギー気分を満喫!
迂闊かつ行き当たりばったりな私、このカフェのテラスでのんびりぼんやりしていたのですが、ふと気づけば夕方。オルタ邸間に合わずです!グランプラスより、どちらかと言えばオルタ邸が狙いだったのに!相変わらずうっかり者すぎ~!
ということで、この日は少しお買い物をして、早めに帰って明日のプランを練ることに。失敗から多少は学ばないとね…
それにしても、たった1時間電車に乗っただけで、フランスとは全く違う文化圏が広がっていることに、驚き。少なくともブリュッセルでは、誰もが最低3カ国語を喋り、何語で話しかけようと丁寧に対応してくれます。他言語対応の人って、きっと頭のなかにいくつもスイッチがあるに違いない~!そしてベルギー人は、明らかにフランス人よりシャイでした。
この後ドイツに行ったことで痛感したのですが、ベルギーはまさしくフランスとドイツの中間です。フランスほど洗練されてはいないが、ドイツほど素朴ではない。ドイツ人ほどシリアスではないが、フランス人ほどお気楽ではない。
地図で見れば、ベルギーは本当に小さな国。だからこそ教育に力を入れて、フランスとドイツそれぞれの良いところをうまく吸収したのかな…と、道ゆく人々を眺めつつぼんやり考えたり。
ちなみに、この日のホテルはサービスアパートメント。
一人ではもったいないぐらい、広々した空間でした。設備はいまいちだったけど、「お湯さえでればOK」と思っている私からすれば、完全に許容範囲!
この翌日は、水の都ブルージュへ。今回の一人旅のハイライトと言える気がします。その様子は、また近々…!
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