Design Ah!!!

行ってきました、デザインあ展。

NHK Eテレで放送中の教育番組「デザインあ」が、
展覧会に発展したということで、会場にはお子様わんさか！
私が行ったのは、平日のお昼過ぎだったこともあり、
大人と子どもが半々くらいの割合でした。
そしてどちらも同じくらい愉しそう(^^)

分解する。
合成する。
拡大する。
縮小する。
分断する。
繋げる。
写し取る。
並べる。
入れ替える。
覗く。
重ねる。
簡略化する。
広げる。
育てる。
包む。


などなど、小さな発想の転換をきっかけに、
無限に広がっていくデザインの可能性を、
シンプルに分かりやすく感じられる、
ドキドキワクワクな展示でした。

『みんなの「あ」』



いろんな人が描く、世界に一つの「あ」のあり方。
普段何気なく、無条件に当たり前だと思っているモノやコトを、
わざとグニャリと歪めてみたり、逆さまにして眺めてみたり、
違う何かと重ね合わせてみたりすることで、
命が吹き込まれたように個性を発揮して、
魅力的に変身を遂げる「あ」。
それぞれで面白いなぁ。

『「お寿司」～ちょうどいい～』




私が少し前に読んでいた、檀一雄さんの著書、
『わが百味真髄」の「タコ、イカ熱愛の国民性」という章に、
こんな記述がありました。

「人間の食欲の対象のスケールは、
ちょうど鶏卵くらいの大きさがかっこうのようで、
鵞鳥（がちょう）の卵は少しばかり大きすぎ、
駝鳥（だちょう）の卵となるともうアウトである。」

つまりは、私たちが目で見て、
「美味しそう！食べたい！」と思うものには、
“適当なサイズ”というものがあるとおっしゃっているわけですが、
拡大版と縮小版の両方がずらりと並べられた、
マグロの握りとイクラの軍艦巻きを見ていると、
なるほど確かに…と妙に納得。
小さすぎるイクラは何だかムシみたいだし、
大きすぎるともはや別の何かに見えてきます。

ね？そんなことないですか？？



…と、いろいろ書いちゃったので、
若干ネタバレ感ありますが、
この他にも展示品たくさんありますので、
ご興味ある方はぜひ足を運んでみて下さいね。


6月2日（日）までの開催です。





ciao,
maiko