先日話題に出していたこれ。

 

(アメリカでは)クリスマス公開という事で、初日に映画館に観に行ってきましたよ。

 

映画館に行ったのは本当に久しぶり。クリスマス当日だし、昼からの回を観に行ったので空いてると思いきや70%位の入りでビックリ。

 

それでは再びトレイラー

 

簡単な感想を言うと、良かったけど、映画という点では私は前作(85年の作品)のが好きかな。

 

今回はBroadway Inspiredってことでミュージカル仕立ての作品。Celie役のFantasiaもSofia役のDanielle Brooksも(←OprahのSofiaも良かったけど、私はDanielle BrooksのSofiaのキャラのが好き)以前舞台でこの役をやってたことがあるんですね。Broadwayですごく好評だったって言うのはわかる気がするんですよ。前回のブログでこの映画の事書いたとき、BroadwayのFantasiaの映像見つけて、あのI'm Hereを生で聴いたら絶対ヤバいって思ったんですよね。Fantasia以外にも何人もこの役をやった人はいて、みんな歌はうまいんですけれども、Fantasiaのはうまいだけじゃなくて心に響く感じ。(ストーリーを知ってると余計染みるんです)感情とか歌詞とかがもっとむき出しって感じでダイレクトにドーンと来るっていうか。

今回の映画の中でもFantasiaやDanielle Brooksの歌、すごく良かったし、全体的に悪くないとは思うんです。最後や途中で拍手してる人もいたし、I'm Hereの歌の時には”Sing it, girl!”なんてかけ声もあがってましたし。でも、映画はやっぱり音も映像も綺麗に処理されてるせいもあってか、比べると少し作られた感じがするじゃないですか。だからミュージカル的な要素では生の舞台のが良さそうだなって。(時を戻せるならFantasiaがやった舞台観たかった~)

 

映画という事で言えば、前作のWhoopiのCelieの演技がすごくって。表情とかたたずまいとか絶妙なんです。あと、今回のTarajのShugも良かったんですけれども、私はやっぱり前回のMargaret AveryのShugがすごく好きなんですよね。彼女が父親と和解するシーンも私は前作のが好きでした。Misterも前作のDanny Gloverのが一層ムカついた気がするw 

 

なにより、全く同じじゃなくてもこの当時、絶対にこういう悲惨な話はあったわけで、それを考えただけでもぞっとするというか、暗い気持ちになってしまうので気分が落ち込んでいる時には観ないほうがいいかもしれませんが、見る価値がある作品だと思います。(ストーリー的には希望のあるものなんですが、特に前半結構辛いシーンが続くので私はそれが衝撃でそっちが強く記憶に残ってしまいました)前作を前回観たのは結構前(90年代後半くらい?)だったのと、当時の英語力が微妙で細かいところがわかってなかった気もするので(それとも覚えてないだけ?最近記憶がヤバいです)もう一回ゆっくり観直したいです。(アメリカだったらMaxで観れるみたいですよ)

 

今回は英語版のトレイラー(85年バージョン)貼っておきますね。

 

 新作の方は日本で公開されるのかちょっとわからないのですが、機会があればぜひ。(→2024年2月9日から日本でも公開されるようです)85年のを観てから新しいのを観るのをおススメします。

 

主役のFantasiaや軽くサウンドトラックなどについても書いてみました↓