どうも、眉柱・玉村麻衣子です。

昨年大ヒットした『鬼滅の刃』。

実は眉に特徴を持つ個性的なキャラクターが多数登場しています。

前回は4人の眉を
ご紹介させていただきました^^


節分ということで、今回は鬼編!

美眉アドバイザーであり、顔の学問である嘉祥流観相学/学士の資格を持つ筆者が、

『鬼滅の刃』に登場する鬼4キャラクターの眉毛を分析してみました^^





◆鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)
※女性バージョン


本作の最大の敵、鬼舞辻無惨。

意に沿わぬ者は容赦なく抹殺する
冷酷非情な鬼の支配者。

女性の和装姿で登場したときの眉は、
「細めの上昇眉」。

細眉はやや神経質な内面を表し、
直線的な上昇眉は強い意思や怒りの表れ。

ただし眉は一直線ではなく、
眉頭が一度クッと上がっています。

そのことで、厳しい表情の中にも
涼しげで余裕ある雰囲気が感じられます。


また、眉頭の位置はやや内側。

眉頭は内側に描くことで眉間にしわがよったような気難しい表情に見えます。

・細眉→ 神経質
・上昇眉→ 強さ・怒り
・内側の眉頭→ 気難しさ

これが女性無惨の眉が表している内面です。

ちなみに…
無惨様を怒らせたらこうなります。


平伏せよ!



◆魘夢(えんむ)


鬼舞辻無惨の配下にある
精鋭部隊・十二鬼月である魘夢。

人の不幸を見るのが何よりも好きという
嗜虐的な性格の持ち主。

そんな彼の眉は、
内面と真逆の「困り眉」。

直線的な困り眉は、
内向的でおとなしそうな印象に見えます。

魘夢の困り眉が作る表情は、
ときとしてあどけなさすら感じられます。


一見おとなしくてあどけない顔をしているのに、実は嗜虐的…

その見た目と内面のギャップが、魘夢のサイコな雰囲気を作り出していると考えられます。



◆累(るい)


同じく十二鬼月の一人である累。

何を考えているのか分からない
不気味な雰囲気のを持つ彼。

眉の最大の特徴は「眉がない」こと。

眉は表情を生み出すパーツ。

怒ったときは眉が吊り上がり、
悲しいときは眉が下がります。

そんな眉がないと喜怒哀楽が顔に表れにくくなり、表情が分かりづらくなります。


彼のつかみどころのない雰囲気は、
眉がないことで作られていると考えられます。



◆猗窩座(あかざ)


十二鬼月の中でもより階級が高い
上弦の鬼である猗窩座。

彼の眉は「ピンク色の下がり眉」。

物悲しげな雰囲気が漂う彼の眉は、一見、魘夢の困り眉と似ているように見えますが、眉頭のデザインが似て非なり。

眉頭がクイッと上がり、
そこから急降下していることが分かります。


この眉頭の形が、悲しそうでありながらも、どこか人を見下しているような表情を生み出しています。


そしてピンクの眉色にも注目!

赤味がかった細眉は、
色気のある表情を生み出します。

舞妓さんや稽古さんも、実は眉を赤系で細めに描かれています。

肉体派・武闘派であるにも関わらずどこか妖艶な雰囲気が漂って見えるのは、赤味がかった細眉が大きな要因になっていると予想できます。


ちなみに映画で猗窩座と対峙した煉獄杏寿郎は、濃く太く上昇した眉。

人の弱さを嘆き見下し殺そうとする猗窩座と、
人の弱さを受け入れ、罪なき人々を守るために心を燃やして鬼と戦う煉獄杏寿郎。

そんな2人の眉は真逆であることが分かります。



このように、各キャラクターの持ち味が
存分に眉に反映されていることが分かります。

是非、キャラクターの眉にも
注目して作品を楽しんでみてください^^



goodbye with a smile. ☺︎





◼︎著書
『目元で、美人の9割が決まる』(KADOKAWA)
『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』方』(株式会社オーバーラップ)

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