私の聖書に対するスタンス。 | まいけるのおうち

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なんとか続けてます。

一言で言えば「ただの読み物」でしょうか。信仰心を持って聖書を読む人たちのことは認めていますが、自分はそういうふうにはなれないなぁ、って思うんですわ。



他の元2世の方も書いてらっしゃいましたが、聖書に書いてあることって良い教訓や道徳を学ぶことも確かに出来ますけども、逆に不道徳なことだとか暴力的なことも多数書かれていますよね。



他所の掲示板に書いてあったことなんですが、例えば創世記の38章の記述。イエスキリストの先祖となった(とされている)ユダさんの話。彼は奥さんを亡くして寂しかったんでしょうね。ある日の帰り道、道端に立ってた娼婦を買春してしまうんですが、その娼婦は実は三男の婚約者のタマルちゃんだったからさあ大変。シラを切り通したかったけど、彼にはそうすることは出来なかった。なぜなら保証の品として自分の「錫」を渡してきたからです。アホですね、っていうかおマヌケさんですよ。しかもその結果タマルは妊娠しちゃったからもう言い訳できない羽目になっちゃいました。



このタマルちゃんもすごいっすよ。婚約者となかなか結婚させてくれないからといって、偽装して婚約者の父と寝ちゃうんですから。しっかり証拠品までゲットして言い訳させないあたり、かなりの策略家です。真似しようにも真似出来ない荒業ですばい(笑)





ここで疑問が生じます。

1、不道徳行為を行っているはずなのに、なんで全く問題になってないの? 神の裁きは?

2、聖書中に買春が容認されているとしか思えないんだけど、偉い人なら買春OKなの?

3、なんでそんな不道徳な人物たちがキリストの先祖となってるの?





で、もっと非科学的な話がこの続きにあるんですよ。



ユダの子供を産むことになったタマルは双子を出産することになるのですが、出産時に先に手を出した子に印として緋色の布をつけたところ、その手を引っ込めてしまい弟として生まれるはずだった子が先に生まれてきた。って話が出てきます。



これは医学的に絶対にありえない話です。狭い骨盤をやっと通り抜けた胎児がまた子宮内に戻るってことはその間胎児は呼吸できずに酸欠で死んじゃいますよ。ムチャクチャにもほどがあるって(^^; なんでこんなウソ満載のエピソードを書く必要がなぜあったのか? 意味が分かりません。(余談ですが子供の名前はペレツ(裂け目)っておいおい・・・。文化の違いかもしれないけど、なんちゅー名前付けんねん!ってツッコミを入れたくなります、笑)





と言うわけで聖書には不道徳な話あり、非科学的な話ありというわけですよ。

この手の話だとか、JWの聖書解釈のおかしさなども随時思い出した時には書いていこうと思います。