大変ご無沙汰をしております。ちゃんと生きてます。
元JW界隈に入り込んで25年になります、最早老害と呼ばれるレベルに達してきました。25年前はSNSはおろかブログもない状態の頃、交流の場は各種の掲示板か個人のサイト、いわゆるHPしかなかった時代です。皆さんが馬鹿にする、下手したら知らないミクシィ以前の時代です。
25年は本当に長いです。私は、その間独身から結婚し、子供を育て長子は二十歳の大学生になっています。20年前の子供が生まれた日のブログ記事すらある状態です。
唐突ではありますが、ここで日本に於けるJWの歴史を簡単に振り返って見ましょう。戦前の灯台社の歴史は黒歴史にしたいようですから、そこは100歩譲ってなかったことにしましょう。1947年、ハワイ出身者を中心とした宣教者が日本にやってきたことが日本JWの歴史の始まりなのは誰もが知る事実です。その時の主な主張は
1975年に終わりが来る
というものでした。まあ、ざっくり言って25年後までには終わりが来るという教えです。最初は東京港区の三田、その後は静岡県の沼津に印刷工場を持ち全国に布教活動を行いました。
1975年が来ましたが終わりは来ません。25年間熱心に活動した人の多くがそれに失望し居なくなったわけですが、それすらまた黒歴史にしてなかったことにしてしまいました。
次は「今世紀中に終わりが来る!」というセンセーショナルな教えに変更しました。25年後までには、という方針転換です。これが日本ではドンピシャにハマりました。世紀末って響きが良いじゃないですかw 多くの核家族の主婦層、そして我が家のように両親揃って信者になりました。右肩上がりに信者数は増え、その功績もあってロイドバリーは統治体の成員にまで出世したのは周知の事実です。
で、2000年が間近になった1997年、今世紀中に終わりが来るという教えを変更し、1914年の出来事を見た世代が過ぎ去るまでには、と解釈を変更してしまいました。端的に言って後出しジャンケンにも程がありますw
インターネットが発達するに連れ、JW組織も印刷物配布による寄付収入からネット配信+クレカによる定期寄付に切り替えるほど変更を見せました。他の宗教のクレカ寄付をポイントが溜まると揶揄していたにも関わらず、です。収入源の変更はまあ仕方ないと思うことにしましょう。
世紀末が過ぎ、当たり前ですが今年は2025年。25年が過ぎました。
JW組織に見切りを付けた私は苦悩の数年を過ごし、ネットでの交流でJWの間違いを知り、大勢の苦悩する仲間と知り合い、最愛の妻と結婚し、子供が生まれ、悩みながらもなんとか子育てに没頭し、JW信者の師弟に見られがちな不登校にも悩むこともなく、子供の個性に応じた子育てが出来、現在に至っています。
25年という数字は1世代が生まれ人生の行く末を見るには十分な年数です。JW現役信者として生きていたらあり得なかった、子育てに伴う喜び・楽しさがあった25年と言って良い期間です。
25年前に20代前半だったJW信者の皆さん、25年が過ぎた今、何を思いますか?この25年を何をして過ごしましたか? ハルマゲドンが来なかったですよね、m9(^Д^)プギャーとか笑うつもりは一切ありません。MTS→必要な大きな会衆に行った、海外での宣教に携われた、地元会衆で長老になった、巡回監督になった、そういう人もいるのでしょう。教団内での評価が高まったことに喜びを見出す人もいるのでしょう、それは否定しません。ただ、その人数以上にうつ病で苦しんだり自死に至った仲間を見て見ぬふりすることは許されることではありません。輸血問題で亡くなった大人や子供たちを見てきたはずです。
JWから離脱した私にもあなたにも同じように時は過ぎました。25年が過ぎ、50代になった今、健康上の問題が出てきた人もいるでしょう。輸血問題でHLCが援助してくれることはあっても、健康上の問題を組織は何も援助してくれません。私は普通に働き、医療保険やその他各種保険に加入し老後が見え始めた現段階でもなんとかなるかな?という日本年金機構からのお知らせが来てます。あなたの日本年金機構からのお知らせはどういう状況ですか?二十歳以降が全免除では65歳からの年金はどう頑張っても年額30万円台程度でしょう。15年後、それでどうやって生きていくつもりですか?
日本には生活保護という憲法上の最低限の生活をする制度があります。それに頼る前提ですか?これは全力で働いた人がやむなく利用する制度であって、宗教活動に専念した結果ダメだった人を救済する制度設計ではないことは明らかです。この世の制度に頼るのではなく仲間の信者を頼る、もしくはそのような生活を勧めた日本のものみの塔聖書冊子協会を頼るのが筋ではありませんか?
1947年から25年が過ぎても終わりは来ませんでした、そこから25年経っても終わりは来ませんでした、さらに25年経った今も終わりは来ませんでした。2025年の今、ここから25年以内に終わりが来る方に掛けるのは誰がどう見ても無謀な賭けです。止めはしませんが、悲惨な結果しか待ってないのは周囲の老後を迎えている会衆の成員を見てうっすら感じているのではありませんか?
日本はすごく良い国なので、愚行権の行使を発揮しても他人の権利を侵害したり損害を与えたりしない限り何も言われることはありません。ここまでの長い説明を見ても何も感じることなく、日本における25年スパン×3を振り返っても、あなたには愚行権が保証されています。信教の自由を発揮するのも悪いことではありません。ただし、人の人生には限りがあります。50歳になった時、そしてそこから25年が過ぎて75歳になった時、あなたの周囲にいるのは誰ですか? 宗教の仲間ですか? 生活保護者向けのアパート生活ですか? 一部の人間しか享受することの出来ない日本支部内建物でのサービス付き高齢者住宅での生活ですか?
私はJW現役信者のあなたの生活が将来どうなろうと正直言ってどうでも良いです。ただ、25年は1人の人間の生活改善には大いに意味がある年数であることだけは強く言っておきたいだけです。私は執念深い人間なので、25年後も生きてたら「25年前にこういう記事を書いてたし、50年経っても変わってないね」ということは書くと思います。その頃には日本のJW人口は5万人程度になってるかもしれないけどw
追記
「1914年の出来事を見た世代が過ぎ去るまでには、と解釈を変更してしまいました。」と書きましたが、JWの教義的には1960年代にはその記述があるので75年以降に変更したわけではない、というご指摘を受けましたので、皆様の脳内で補正をお願いします。
この長文で言いたかったのはJWのハルマゲドン予想はどんなに先が長くてもMAX25年だよね、それはこれまでの歴史が証明しちゃってるよね、だったらその間やれることいっぱいあるからやったほうが良いよ、ってことでした。
