第二話うたたね | Swinging Star

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なんでもない毎日から突然・・・

通勤電車に揺られながらボーッとしているとちょうど目の前の席の人が降りた。
(ラッキー!!)
昨夜の夜更かしのせいか、座って五分もしないうちにうとうとしてしまった。




『どこにいるの…』
聞き覚えのない女の子の声。
『私を探して…』
赤いボタンが印象的なワンピースの女の子が僕のほうをじっと見ている。

(この子は一体誰?)



!!!!!!
僕は慌てて飛び起きた。
よほど慌てた感じが周りにも伝わってしまったのかみんながビックリした表情でこちらを見ている。

僕は何だか恥ずかしくなって、駅に着くと急いで電車を飛び降りた。




電車が発車したあと、僕はフゥーっと息をつき、駅のベンチに座った。


(夢でも見てたのか…)


汗びしょになっていることに気づいた僕はポケットからハンカチを取り出した。
何かがポケットからコロコロと転がった。


赤いボタン…


!!!!!!
夢じゃなかったのか?