時々給食の野菜のお世話になっています西区の野菜農園。有機肥料無農薬野菜です。
今回は、大きなホウレンソウ、レタス、パセリの収穫をお手伝い。
ご厚意で箱いっぱいの新鮮野菜を頂戴しました。
たくさんいただいたパセリは、乾燥させて少しづつ給食の香味づけに利用します。
レタスはお世話になっている他の保育園さんにもおすそ分けを…採れたて野菜を喜んでいただけました。本園も相手園さんに野菜を頂戴することがあり、給食に利用させて頂いてます。
採れたてのホウレンソウは、給食で使うものと分けて、玄関前に…
新鮮な野菜は新鮮な内に調理して食べたいですが、一度に沢山収穫しても、新鮮な内に使い切るのは難しいものです。
給食の献立や供食量は予め決まっていて、それに加えることになりますので。保存する冷蔵庫も他の食材が入っているので限られていますし、土のついた野菜は入れられませんし、洗浄すると野菜は傷みが早くなることもあります。下ごしらえに手のかかる野菜もありますので給食室職員の負担を増やすことになることもあります。
せっかく収穫した野菜を傷ませ無駄にするのは、大切に育ててこられた方にも、育ってきた野菜にも申し訳ないです。
採れたて野菜をお迎えの保護者の皆様におすそ分けです。箱に入れたままより、シートの上に並べた方が株を選び易いと…(給食職員からのアドバイスです)子どもにも本来の野菜全体の姿が観察出来ます。
お迎えで降園する園児さんも、「これがいい!」と選んで保護者さんに渡している姿も。苦手な野菜でも子ども自身が関わることで関心を持ったり、自分から食べるきっかけになることもあります。
降園前の外遊びに出てくる子ども達、並べられたホウレンソウを目にして「アレ何?」「家でもホーレンソォー食べたことある!」と。その子ども達の中から「野菜の匂いがする…」との呟きが聞かれました。
嗅覚の敏感な子どもの鼻には、大人が感じ取れない採れたて野菜の香りを嗅ぎ分けられるようです。
保育園が閉まる時刻にはすっかりホウレンソウは売り切れて(無料ですが)いました。
収穫野菜を通して、喜びや気づきが生まれ、ご家庭での食卓にも無農薬野菜や保育園の話題が上がって三方よしです。