昨年の夏、つがいで飼育していたカブトムシ、卵を産んで、かえった幼虫。

冬の間は、気温が安定した倉庫でスクスク育っていました。その間も乾燥してしまわないよう、週に一度はこまめに霧吹きで湿らせていました。

事務員さんが世話をしながら、幼虫の様子が見えないので「死んでしまってないかな…?」とずっと気にかけていました。

あまり、たびたび飼育ケースの中を触ると、カビが生えたり、環境が荒れて幼虫に悪影響が出たりします。

 

飼育カースを持ち上げて底から覗くと、丸々とした幼虫の姿が何匹も。どういうわけか透明の底にピッタリ身を寄せています。

事務員さんのお陰で寒さ厳しい冬を乗り越えて、しっかり成長してくれたようです。

 

子ども達にもそんな幼虫の様子を観察させてあげられたら…と思い、飼育ケースを置くために作った台を加工し、飼育ケースの底が納まる穴を開けて、下からスタンドミラーで映せるようにしました。明るくして観やすいように、観察する際はLEDライトを点けて下から照らして…

これで重たい飼育ケースを持ち上げなくても子ども達が観察できます。

 

6月頃にはサナギになってくれるでしょう。