「たからづかの男役になる！」
小学３年生のときに、そう宣言した。
男役以外眼中に無かった私は、暇さえあれば好きな男役さんの真似ばかりしていた。
５年生になると、ディナーショーや発表会で男役をさせてもらうことが多くなり、より具体的なイメージを持つことで、夢への熱意に拍車をかけた。
結果的には、ご存知のように、娘役になったのだけどね。(身長の伸びが想定外だった)
でも、私は娘役だ、と自覚した瞬間から、男役への未練も執着も全く無かった。
さてこんな話をしたのは、
昨日、当時の恩師‥ボイストレーナーの三品純子先生から、写真が送られてきたからだ。
それが、これなのだが、、、
これは、私？？？
一瞬ハテナが飛んだが、写真に写っているのは紛れもなく私だった。(左側)
相手役は‥今は紹介を控えるけれど、いつか。
ウィッグが大人用なのか大きいなぁと。
それで思い出したのだが、
私の役は、前半はキザな言葉で女性を口説いているのだけど、何かの拍子でウィッグが取れて、ロングヘアが飛び出し、女であることがバレてしまうというものだった。
つまり、男装した女役。
当時はいつも男くさい男役を演じていたつもりだったけど、、こうして見ると全然そんなことなくて笑ってしまった。
もしも宝塚で演るとしたら、この場合、男役か娘役、どっちが演じるのだろう‥
娘役が男役を演じたり、娘役が男役に転向することはあまり無いから、男役が演じるかな。
この写真も一緒に送付して頂いた。
(当時は、今のようにヘアアレンジも出来なかったので、常に髪の毛全部上げスタイルだった)
真ん中は恩師 諏訪あい先生。
中学１、２年生くらいだろうか。
ディナーショーの時の写真だと思う。
改めて、宝塚に入る前から本当になんと貴重な経験を沢山させて頂いていたのかと。
感謝。
その一言に尽きる。
過去の自分があって
今の自分がある。
だからいつも、
過去の私や、私を支えてくれた人たちに
胸張れる私でいたいし、
同時に、
どんどん更新していくぞ！と思う。
決意も新たに
ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
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