いつの間に雨が降ったのか。



快晴とは言えない天気ではあったが、風が吹いていたので夜には乾くだろうと昼過ぎに干した洗濯物。


「あ、忘れてた!」


寝る前に取り込んでおかなければとベランダに出ると、嫌な予感がした。


あれを持ち上げると、重かったからだ。



ちょっと待て。


状況を描写したくてもあれの名前が分からないと伝わらないじゃないか。



ブログを書きながらGoogleを開く。



"洗濯物をかける洗濯バサミがたくさん付いているやつの名前"



こんなワードで出るのかと思ったが、さすがのGoogle先生である。



つまり、私と同じ疑問を抱き、解決しようとした人が過去にいた。


記事の見出しはこうなっていた。


"洗濯ばさみがジャラジャラついてるアレの名前、なんて呼んでる?"



答えは、

「角ハンガー(かくはんがー)」「物干しハンガー」「ピンチハンガー」「洗濯用ハンガー」とさまざまな呼び方があるそうだ。



なんとなくかっこよく聞こえるので、私は今後「ピンチハンガー」と呼ぶことにした。



ずっしりと重くなったタオルをピンチハンガーから取り外し、もう一度洗濯機に入れた。


明日の朝、洗濯しよう。




今夜は思いの外夜更かしをしてしまった。