まず、

この作品を宝塚で公演するにあたり

尽力して下さった関係各位に感謝。


演出の野口幸作先生に感謝。



「花より男子」



まさか宝塚で、

そして柚様主演で観られる日が来るとは。






本記事は、

真衣ひなのというよりも、

1ファンが感想を綴ります。



ですので



この先は、心を共にして頂けそうな方のみ


お進み下さいませ。









開演してまもなく、


F4の登場。


再現度の高いビジュアルがそこにある。




かすかに感じた違和感は、


勝手に嵐さんのオープニング曲を待っていたことにあった。




しかしながら、


昔のベルサイユのばらを彷彿させる演出が

(だと私は感じた)


今から始まるのは

漫画ともテレビドラマともちがう、


宝塚の、花男であることを教えてくれた。







面白かったです。


原作を再現することに加えて、


宝塚ならではの演出や


宝ジェンヌだからこそできる表現があり


生徒みんなが粒立っていて。




柚様は、ビジュアルはもちろん

表情、動き、声色、すべてが道明寺にしか見えなかったですし、

ほかの芝居をやっている後ろで小芝居をしているところでも、道明寺でした。


激しいダンスは流石、柚様クオリティ。


カッコ良いのに可愛くて、愛すべきキャラクターになっていました。




シルエットが後ろの画面に映るシーンでは、その美しさに、



仕事柄か

イラストのフリー素材にありそうな完璧なシルエットだなぁなんて思ってしまいました。





(同期、なんだよね?)





城妃美伶ちゃん演じる

牧野つくしちゃんも可愛かった。



技見せのところでは、

客席から、おおぉと声が上がっていました。




牧野つくしちゃんファミリーの皆さんも

とてもコミカルで面白くて最高でした!




花沢類役の 聖乃あすかさんも

類さんの不思議なキャラクターを上手に演じられていました。



再現度云々 というよりも、



新しい男役のジャンルを

見せて頂いた気がして。




素敵でした。





それから音くり寿ちゃんのお芝居は

もっとじっくり観てみたいなぁと思いました。





一期上さんである、

華雅りりかさん、羽立光来さんも

安定感のあるパフォーマンスで


メインのお役以外のところでも

全場面で輝いていらっしゃいました。






一期上さんと言えば、


今回同期の優ひかると観劇させて頂いたのですが、一期上の仙名彩世さんと観劇回が重なり、思いがけない再会をさせて頂きました。





・・音楽学校に入った時は15歳。



ご指導を頂いても

それを受け止める私の心がまだ小さく



一期上さんには

怖いという感情ばかり抱いていました。




規則を守れなかった場合に


言い訳を自ら発することは許されない。


けれど、

守れなかった理由を

必ず聞いて下さった。



なぜ、この規則があるのか

なぜ、大切なのか



必ずその点からぶれずに

ご指導下さる。


だから真っ直ぐ受け止められた。



それが、仙名さんでした。




芸事の面でも、

尊敬の念しかありませんでした。




だから、

花組のトップ娘役にご就任された際には

心から、本当に心から、

嬉しかったのです。




入団後は、組も違ったために、

お話しかける勇気も無かったのですが

何度か劇団の廊下でお話しかけて頂いたことがあり、緊張したのを覚えています。



今回奇跡的にお会い出来て

とっても幸せでした。






ひたすらに美しく、

変わらずにお優しかった、、、!





(しみじみ)





終演後、
興奮冷めやらぬ私と優ひかるは

語り合いました。


彼女には、また何度も

「柚様 同期だよ?」

と突っ込まれることになったのですが、


共通して、凄いよね。と語るのは


やっぱり柚様の、人柄。



楽屋でも、感謝の言葉ばかり。



ほかの人の話をしても、


そうでしょ良いでしょ、

ほんとに上手だよね、と嬉しげで



本人を褒めても、


みんなが凄いんだよ、

みんなに助けられてる、

させて頂けていることに感謝、と言う。



それらの言葉に偽りが無いのは

予科生から見てきたから分かります。


というよりも、あの頃から

こんなにも心根が変わらない人はいないんじゃないかとさえ。



ファンの皆様は、

私に言われなくてもでしょうが



どうぞこれからも

応援宜しくお願い致します。





ポー、観たいなぁ。

あれを見逃したのは人生損したと思っている、、(笑)







ムン、とする夜。


明日から雨が降り続くのであろうかと、ぺたついた肌に触れる。


でもその雨が、少しでも紫陽花を元気にしてくれるならどうか降ってほしい、と


昨日までの紫色の花びらが嘘のように、茶色味を帯びた今日の紫陽花を憂いて、そっと洗濯物を取り込んだ。



しばらく、部屋干しでしょうかね。



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