皆さまにご報告。
時期が来たら、
お伝えしようと思っていました。
昨年4月から、
第39期 宝くじ幸運の女神として
本名で一年間活動していました。
そして、先日任期終了となりました。
事後報告になって、申し訳ないです。
最初はラインニュースがきっかけで、
それから電車の中吊り広告や宝くじ売り場に貼ってあるポスターを見て、
出演したテレビを見て、
気づいて下さった方々からこれまでに沢山DMを頂きました。
ひなのさんが公に言っていないので消します、と、一度下さったコメントを自ら消してから、再度DMを下さった方もいました。
それら全てに応えられなくて、ごめんなさい、と心苦しく思いながら、お見守りスタンスの皆様の優しさに、うるうるしていた私でした。
ありがとうございました‥!
*
39期は私を含めて7名。
応募者1133名の中から選出されました。
(39期‥7名‥!39seven (^^;;)
この活動の存在を知り、選考会(オーディション)を受けてみようかと決断するまでに、そう時間はかかりませんでした。
勿論、さまざまな制約や、活動期間ほかの活動をセーブせざるを得ないことには悩みましたが、お世話になっていた事務所を出て、フリーで舞台のお仕事をしていた時期だったので、選択権は自分自身にありました。
そして私は、自分の直感に従いました。
2003年‥
私が小学6年生の時に初めて出演したミュージカル、そのタイトルが
「当たれ!宝くじ」
ある家族が宝くじに当選したところから始まるお話で、私は三女の役を演じました。
その頃はすでに宝塚を目指していたし、
毎年ランチショーとディナーショーに出演させて頂き、ラジオも経験し、テレビではNHKのど自慢大会や、コロッケさんのモノマネ番組に出演するなどもしていました。
全ては、宝塚に入るため、
少しでも経験値を増やして、経歴としても増やしたかった。
そのために生きているといっても過言ではなかったあの頃の私が、
まだ経験していなかったこと、
それがミュージカルでした。
この当たれ!宝くじという作品で私は
初めてミュージカルと出会ったのです。
芝居の延長に歌があったり、
歌の中にセリフが入ってきたり、
気持ちを踊りで表現したり、
音の尺の中で踊りと芝居を入れ込む。
気持ちいい、楽しい!と思いました。
それからオーディションを受け、
「ふしぎな馬」
というミュージカルで今度は主役を頂き、
その後宝塚に入る直前にも「クロースニットファミリー」という作品に出演していたりするのですが‥
そうしたミュージカルとの出会いが、宝塚への想いを一層強くし、私を駆り立てました。
私の人生の中で、ターニングポイントはいくつかありますが、その1つが、この瞬間でした。
なので、
「宝くじ」のこの活動を知った時、
先のことは考えず、とりあえず
やってみたいと思いました。
合格が決まったのは2月の始め。
そこから、研修を受けました。
中でも、NHKでの研修は面白かったです。
その後7名全員で、東京都庁、神奈川県庁、福岡県庁、大阪府庁へのご挨拶回りなどをして
活動が本格化したのは4月でした。
7名は日本各地に散り、それぞれで活動する形となりました。
各地でテレビ・ラジオに出演、
新聞取材に、県庁・市役所の訪問
知事との対談、抽選会の司会アシスタント‥
と、目が回る、貴重な日々でした。
私はこの1年で、40都道府県回らせて頂きました。重複した県もあったので訪れた回数で言えばそれ以上です。
宝塚時代も、全国ツアー公演や博多座・中日公演などありましたが、その時に回れなかったところも回ることができました。
今回行けなかった7県の内、仕事または旅行でも行ったことが無いのが、奈良 山形 富山 栃木。
いつか全国制覇してみせます。
この活動で、何より心に残っているのは、5月の抽選会です。私は司会のアシスタントを担当。
そして、会場は宝塚大劇場でした。
星組公演の貸切公演付きということで、抽選会には紅ゆずるさんと綺咲愛里ちゃんも出演。
退団後にまたお二方と宝塚大劇場の舞台で共演出来たことは、本当に信じられない、嬉しい出来事でした!!
それから吉本新喜劇さんの舞台へ出演できたことも、関西出身者としては感激でした。
年末の大晦日には、抽選会でNHKのラジオ中継もさせて頂きました。
こんな経験、
ふつうに東京で芸能活動していても、なかなか出来ないと思います。
一年を振り返って、思います。
やってよかった。
全国いろんなところで、
ひなのちゃん?
と声をかけて下さった方々は、この活動をしていることを知らない方ばかりでしたが、
だからこそそんな偶然に、おそらくご本人と同じくらい私も驚きましたし、
顔を覚えてくださっていること自体、すごく嬉しいことでした!!
真衣ひなのを知らない人との出会いもまた、楽しいものでした。
一期一会
その言葉を身をもって感じました。
初めてお会いする方にも、どんどん話しかけていきました。
逆に、寒くて凍える日の外でのPR活動の時には、寒いでしょ?大丈夫?と通りがかりの方が声をかけて下さったり、暑い日には、冷たいお茶を差し入れてくださる方もいました。
優しさをもらったら、
私もだれかに優しさをあげたくなりました。
女神さん、と呼んで頂くときには、
心の底からその人の幸せを願いました。
お守りになりたいと思いました。
自分でも、
自分の中の心境の変化に不思議でしたが
「幸運をお祈りしています」
と言う限りには、自分自身の気持ちが安定していないと言えないこと。
本当に思わないと、
想いは伝わらないこと。
どんな日も頑張れたのは、それに気がつけたことが大きかったです。
何よりも、
宝くじの収益金の約4割が、公共施設など、私たちの生活の様々なところに役立てられていることを知り、活動自体にも、やりがいや、意義を感じられました。
*
先日同期・・同士たちと
お疲れ様会をしました。
(ハムに見えるけど桜餅)
宝塚95期‥ に加えて、
39期という響きや、「同期」と呼べる仲間が新たに出来たことは、私にとって心弾むものでした。
住んでいる場所も九州だったり関西だったりで、頻繁には会えないけれども、
それぞれにがんばろうね!
そう言って、わかれました。
きっと、
これからも繋がっていると思います。
ありがとう39seven
(笑)
サンキューセブン、、
我ながら、なんとも言えないネーミングセンスであるけれども、わたし達らしくて、なんかいい。
公式サイトにも活動ブログなど載っています。来月には消えると思うので、宜しければ見てみてくださいね。
経験は宝。
これからに活かして次に進みます。
引き続き見守って頂けたら有難いです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
cherish now...ひなの