ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2018年9月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

朝晩涼しくちょっと秋っぽくなってきました。

 

台風のオンパレードも若干落ち着きましたかね。ともかく夏バテしてたチキンたちも元気を取り戻して一足先に食欲の秋を満喫しているようです、と。

 

さて、少し遅くなりましたが恒例のアレをアップします。今回のテーマは地方の疲弊とAIについてです。私としてはまだまだ舌足らずで、日本における人口減少問題と地方の疲弊、更に先進国の労働のAI化については今後更に議論と考察を深めて行きたいと思います。

 

地方でも都市部に居るとまだそれほど実感が無いかも知れませんが、外様(とざま)県の、更に不便な過疎地で事業を行っていると若者がものすごい勢いで消えて行くのを実感します。

 

その都会に吸い込まれた若者たちはオリンピックの後、急速なAI化の波にのまれて一体どこへ・・・・日本、大丈夫かよ?人間大丈夫かよ?

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

本日内閣府が「4~6月期のGDP改定値、年率3.0%増に上方修正」との発表を行ったそうです。

 

ナニ言ってやがんだ、と識者は思うでしょう。何故なら既に何人もの専門家が指摘しているように第二次安倍内閣になってからGDPの推計基準を変更し安倍政権後、あたかもGDPが年々増加しているように見せるトリックを仕込んだことが明らかになっているからです。

 

単純に言うと研究開発費を投資と見直したためそれだけでも例の3.11の2011年度で約20兆円かさ上げされている。こんな姑息な手法で人をダマクラかすなんて研究データ改ざんの小保方晴子と同じではないかよ、と。

 

さて、安倍内閣は景気が回復したとサラリーマンを煽り続けておりますが一方で地方は大変なことになっております。ある新聞社のデータによると、2006-2015年の10年間で高知県の労働人口は90.8%に減少しております。

 

因みに15-65歳までの高知県の人口は私が移住した2010年の45.1万人から既に40万人を切っております。逆に東京の労働人口は同じく10年で111.5%と1割増加し、人口は未だに増え続けている、と。

 

ま、こんなまどろっこしい数字を出さずとも地方から3大都市近郊県への人口流出が続いているということです。それもほとんどが労働人口です。

 

現在安倍内閣が好景気で有効求人倍率が過去最高だと謳っている陰で地方から都会の大企業へ労働人口が流出し続けており、地方の中小企業は人手不足により疲弊している訳です。

 

その都会でも既に3K職場は敬遠され、これまで一次産業に就いていた人たちはエアコンの効いた工場内の勤務を希望するため都市部でも人手不足に悩まされている状態です。

 

私も年に一度は東京のお得意様経由で千葉の実家へと帰省しておりますが昨年辺りから都市部のコンビニやファーストフード店などで外国人労働者の増加が顕著です。更にコンビニなどでは無人店への転換がマジメに研究されており、10年くらい先はきっと多くの業態がロボット化していることでしょう。

 

「シンギュラリティは近い」の著書で有名なグーグルの発明家、レイ・カーツワイル氏によると、2045年には人工知能が人類の能力を凌駕すると言われている。

 

実際にはその特異点までに人類の多くはAIに仕事を乗っ取られてしまうでしょう。それは多くの人類が怠慢で目先のことしか考えず、人間らしい能力を磨けていない証拠でもあると思います。人類は仕事を失う危機を目の前にして更に進化する方向に向かえるのでしょうか・・・・・

 

 



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