乗り越えられる試練しか与えない | ひなたぼっこ♪(^^)/

ひなたぼっこ♪(^^)/

こころがゆれるとき、成長のチャンス。
生きるって・・・大変です。
でも いまそれなりに幸せです。

 今日は2か月に一度のお米が届く日でした

 

奥様とは幼稚園の役員で知り合いました

 

ご主人が

新聞の販売店から脱サラして

市内から1時間くらいのご実家に帰り実家で無農薬の米栽培をはじめて30年になります

 

2か月に一度 無農薬の玄米を配達してもらっています

若い頃は料理人で、調理師の資格も持っているそうです

お米のソムリエとして

コメの品評会の審査員をされています

 

老人保健施設に依頼され、お米はもちろん

有機の食材とかの橋渡しもされていました

 

お米栽培の合間に 

無農薬の栽培のノウハウをアジア諸国に指導にいかれたり

 

地域の高校生に指導して

米粉パンをつくったり

 

京都の老舗のうどんのお店の麺の監修をたのまれて

今も指導にいかれているそうです

 

ニューヨークに支店があり

コロナ前まで 年に数回ニューヨークまでいかれていました

 

そんないろいろな 偉業をひけらかすことなく

 

とにかく無農薬栽培のノウハウを伝えたい

という信念をもたれています

 

 

2か月に一度の訪問で

話がつきません

20数年前

「今に畑に 警備員が必要になる時代になる」と言われていましたが

本当にそんな時代になりました

 

お米も30年前の価格そのままで

値上げして下さい

といってもそのまま

 

 

地域の農業の活性化を

真剣に考えて

いろいろな提案をしたり

 

古代米の栽培を提案して

その専門の流通を確保したり

 

ハンディを持った人たちの作業所として

麺やピザ生地を作る

本格的な作業所を 知人たちと立ち上げました

といっても 自分は役とかにつかず

指導の立場だけ

 

 

お米の配達も

宅配便でいいですよ

といっても

食べる人の顔を見たいし

こうして 話すのが楽しいと

しきりにいわれています

 

30年来のお付き合いの中で

ご夫婦の

ご家族、親戚のいろいろな

なみなみならぬご苦労を聞いてきました

 

奥様が軽い脳梗塞を40代でされて

今年まで3度 脳出血とかで闘病されました
 

今は元気で、ミニバレーを楽しみに行かれているそうです

 

お嬢さんが心の病になって

お仕事を辞めて県外から

実家に帰ってきて療養されています

「まだまだ仕事はできない 」

と言われていました

二男と同級生 頑張り屋さんの活発なお嬢さんでした

心疲れて 実家に帰られたころ

「生きていてくれただけでよかった」

とご夫婦で言われていました

 

久しぶりに いろいろなご苦労の話をされました

 

その中で

「できるもんにしか 苦労がやって来んっていうから、、、」とぽつっと言われました

 

 

新約聖書のコリントの信徒への手紙 第10章13節 

「神は事実な方です。 あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます」

 

この聖句を思いました

 

1時間余りおしゃべりして

次の配達先に出発されました

 

車を見送りながら

ご家族の心の平安を心から祈りました

 

 

今朝 8時 うっすらと幻日

うっすらと彩雲