2007年 夏
2006年と同じく
受け入れ家庭がなくて我が家が受け入ました
男子大学生 K君
私たち夫婦と二男で 阿蘇山へ出かけました
私も久しぶりに阿蘇の火口をみることができました
着いた時かかっていた霧も次第に晴れて
きれいなエメラルドグリーンの火口も観ることができました
滞在中 兄弟二人とボードゲーム?等を楽しんだりしていました
K君は お母さんのしつけが厳しいと言っていました
滞在中 感心することがたくさんでした
阿蘇へは夫婦と二男と4人でおでかけしたのですが
途中の休憩で飲み物を飲むことになりました
二男が飲み始めたところ
K君が「おかあさんたちお先にどうぞ」と言いました
韓国は年上どうかを必ず確認して
年上なら敬語をつかったり食事も年上の人が始めてからするという習慣
それが自然な行動で出た言葉でした
二男は「恥ずかしい」と照れていました
その後 昼食に入ったお店では
夫と二男は先に入り 私とK君が続きました
その時にK君はお先にどうぞ
という風に
私に手を差し伸べて
ドアを開けてくれました
一番感動した出来事
K君を最終日の朝
留学生の集合場所へ送って帰宅しました
2階の滞在していた部屋を片付けようと部屋に入ると
使った寝具が、びっくりするほど綺麗にたたまれていました
おかあさんの躾のすばらしさに感動して
地元紙にエッセイを投稿したくらいです(採用されました)
彼を見て
子どもたちに躾をほとんどしていないことを
あらためて感じました
躾の字のように、まさに身を美しくする
心まで美しく感じました
韓国のクリスチャンはこの当時 4人に一人だったと記憶しています
2006年の学生さん二人もK君もクリスチャンでした
K君には私の好きな聖句の言葉のハングルを教えてもらいました