23日夜 訃報が入りました
アマチュアマジシャンクラブの会員で
当初腹話術の会の会員でしたが
後に会報会員になられたNさん
21日に 心筋梗塞で亡くなられたと
親しい奥様(プロのマジシャン)からラインが入りました
20数年、老人保健施設や小学校 幼稚園などのボランティア訪問にご一緒させて頂きました
コロナ前は年に最低5回は訪問していました
コロナが5類になった今年は、4月に1回、8月に3回ご一緒に訪問しました
8月の訪問が終わった際に
「今年80歳になるので、免許を返納しようと思います
今までのように 活動できなくなります
近くでしたらバスで道具を持って参加したいと思っています」
といわれました
訪問のときは、必ず1時間前に会場へ行って、マジックの準備をされていました
この夏の3回の訪問は 子どもたちもNさんも最高に楽しそうでした
現役のときは大学病院の臨床検査技師をされていました
口数は少なく 穏やかで優しい人柄でした
10数年前に、用事でお宅を訪問し、リビングで少しお話をした時のこと
どういう流れだったかは忘れましたが
終活の話になりました
ご夫婦とも知り合いにお葬儀の予約をしていると
私もなんですよと、終活に話が弾みました
Nさんはニコニコして
「私の位牌も作ったんですよ」とお話されました
マイクホルダー(腹話術のとき 無線マイクがない時にと)
アイデアマンで器用なNさんが、針金ハンガーを使って作って下さいました
腹話術の全国大会の時に必要な皆さんにと
毎回 たくさん作って寄付して頂きました
Nさんの真剣なマジックの様子と
こどもたちへの優しい笑顔
いっぺんに走馬灯のように思い起こされて
涙を流しました
すこし
落ち着いて
十数年前の終活の話を思い起こしました
ピンピンコロリ
Nさんが望んでた旅立ちだったんだと
すこし希望がでてきました
わたしも願っているように
人生を終えることができそうな・・
あらためて
明日のいのちはわからない
今を大切に・・・
の思いを新たにしました
Nさん 出会って下さってありがとうございました
今年のスナップから
最初にみんなで 並んで挨拶
ブレーメンの音楽隊のカードマジック
子どもさんと一緒に