プーチンロシア大統領が来日して、昨日から色々と交渉を重ねているようです。2時間後くらいに記者会見があると思います。


北方領土は、日本固有の領土であり、ロシアが不法占拠しています。
第2次大戦で領土として獲得したとしてるソ連、ロシアですが、千島という解釈なんでしょう。

こういう領土問題は、簡単には片付きません。
100年単位の問題だと思ってますよ。なので、日本が北方領土を獲得するには、孫や子の時代というよりも、21世紀をかけての交渉になるでしょう。

お互いに、刺さった棘のようなものです。

昔と違って、北方4島は、ロシアにとっては安全保障上も手離せない場所になりました。
というのも、オホーツク海で潜航している原子力潜水艦に大陸間弾道弾を載せているからです。

相互確証破壊・・・つまり、どちらかが核兵器を使った時に、反撃する能力を持つことで、お互いが先制攻撃を自制する・・・という構図があるからです。

アメリカに近いこのオホーツク海は、ロシアの安全を考えると重要度の高さがわかります。
それと、太平洋に出るには、これは大切な海域です。海洋艦隊を持つことが覇権の1つですから・・

日本は、海洋資源・・・昆布をはじめサケ、マスなどの海洋資源を手にしたいところです。
この海域は、深海もあり、浅瀬もあるので、魚種が多いと言われてます。

水産資源は、日本にとっても大切です。なにせ、食料自給率が低い国ですらね。

現在は、ロシアにお金を払って北方領土付近で漁業ができるのですけれど・・・

今日の日露首脳の記者会見では、どういうものが発せられるでしょうか!

まずは、旧島民と家族には自由往来をさせることでしょうね。

そして、日本側が期待する北方領土付近での漁業の自由度を増すことではないかと思います。

ロシアは、日本への輸出を大幅に認めるのではないかと推測しています。

そして、サハリンの天然ガス開発に日本がもう一度支援をする・・・これは、資金と技術でしょうね。その代りに日本も天然ガスの輸入の権利を得るということもあるでしょう。

サプライズがあるとすれば、天然ガスパイプラインでしょうかね。

領土問題は、いずれに帰属するか・・・という問題を置いて、お互いが譲れて利益を得られるもの手にする・・・という形になると思います。

昨日から、北方4島出身の方に対してのインタビューなど感情的な報道もありますが、お涙頂戴外交は通じませんね。

大切なことは、日本が我が国の領土である・・・という意識を強くすることでしょう。
長い時間が掛っても我が国の領土を回復する・・・という気持ちを国民が持つことです。

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