まずは強風の中での現地観戦応援の諸見里しのぶファンの皆さんに、「お疲れさま」・・・「1年間の応援ありがとう」の言葉を送りたいと思います。中でも四国から全国の毎試合に観戦応援されていた「トッシーさん」には心から敬意を表したいと思います。

女子プロファンは数多くいると思いますが、こんなに熱心な方はいらっしゃいません。さらに毎週、ホールバイホールをご報告して頂けるのですから・・・。これはファン代表として「感謝状」を差し上げたい心境です。コストも時間も掛かっているのですから、誰もができるようなことではありません。楽々なんぞはPCの前で好きなことをやっている輩に過ぎません。

さて、今日の諸見里しのぶ選手、前半のインは全く波のないプレーでしたが、後半は1バーディ、1ボギーとパープレーで、結果は16位タイでした。

一昨日の初日の-2からスコアを崩した昨日・・・これが痛いですね。
タラレバなしのゴルフですが、昨日パープレーならば、今日は単独3位も可能だったと思います。最終戦に出ることができたチャンスもあったということでしょう。

今季の諸見里しのぶ選手の試合はこれで終了です。

改めて今季の諸見里しのぶ選手については書きたいと思いますが、楽々の今の感想は・・・

苦しんで9か月間だったと思います。ファンには見えない、知らない悩みを抱えて混迷のシーズンだったとように感じます。

その中で、楽々が感じているのは「練習不足」です。
その理由は、「進化」が見られないことです。

フィジカル、メンタル、コースマネジメント、スイング、パットと改善した点を感じません。敢えて言えば、2軸スイングから1軸に変化はありました・・・

今季の収穫・・・進化した点を感じない割にこれまでと同様の悪い点は続いています。単的に言って「ショートパット」や入れ頃はずし頃の5m前後のパットの成功率が低いです。ロングパットに難はないけれど、賞金や順位に直結しているパットが向上していません。

これから強い選手、賞金女王を狙うとしたら、この「パット」について練習法なり、イメージトレーニングなり、ラインの読み方なりをもう一度原点から学ばないといくらスイングが綺麗と言っても勝負には勝てません。

それと、優勝争いもほとんどなく、上位フイニッシュもなかったので勝負勘、勝利への執念が薄れていると思います。これは3年前から下降線の状態でしょう。特に今年はモチベーションを維持できなかったのではないかと推察しています。夏から秋にかけての欠場を含む6連続の予落は、信じられないことです。技術や体力の問題というよりも、年間を通じて高い意識レベルで仕事である試合をする・・・これが欠如していたと言わざるを得ません。

トップアスリートでも、一旦モチベーションが下がれば中々これを上げていくのは難しいのですが、この対策が有効に出来なかった反省が必要でしょう。まさに、ご本人の問題であり、周囲があれこれと言うべきではない問題ですが・・・

それと今季は、ブログを見ていて感じるのですが、「人間的な進化」もなかったと思います。言葉はそれを紡ぎだす頭の中の構造を曝け出してしまいます。ファンへの感謝やサポートしていくれている周囲の人への労り、感謝などもありますが、深くそれを考えているような印象がありません。どうも自分中心の話題が多いです。

全米オープン予選会への強行出場、片山晋呉さんの緊急キャディ体験などをした「納得のいく理由」が見つかりません。夢を追うのは良いのですが、大切なことは「復活優勝」という勝利の味をもう一度味わうことであり、ゴルフに対して真摯に向き合うことだったのではないかと強く思うのです。率直に言ってゴルフを職業としているのに、ゴルフ外の心配ごとがあったのではないかと思います。

人気選手だけに初日のスタートは良い時間帯ですが、2日目、最終日と裏街道が多かったと感じます。今季の成績からは好待遇の初日で2日目・最終日は・・・。

ともかく今シーズンはこれで終わりです。
QTなどを受けるようなことはなかったのですが、明日から来季へ向けての準備が必要です。
3か月間のオフの計画がきちんと出来ていれば来季は期待できるでしょう。

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