今朝の毎日新聞朝刊スポーツ欄に連載されている「人間青木功 体技心」を読んで青木さんの進化への努力を垣間見ました。

先日、強風下の沖縄で開催された日本オープンでは専属キャディを使わずにハウスキャディを使ったそうですが、青木さんの若い時には「専属キャディ」なんてなくてハウスキャディを使うのが当たり前でその頃に帰ってみたくてハウスキャディさんの起用となったみたいです。

「ただね、コースを本当に良く知るハウスキャディにしかわからない風や芝目、傾斜というのがあるんだ。それを引き出して自分のプレーに生かしていくんだ。昔を思い出したねえ」

そして、深いラフに対応するために「小ぶりのヘッド」のクラブを採用していたとのこと・・・
最近のクラブは以前に比べて大きくスイートスポットも広いのですが、芝の抵抗を小さくするために「小ぶり」のヘッドにしたそうです。

最後に「いつも一緒にいると、みえるものが見えなくなることがある。キャディにもクラブにも、随分自分は甘えていたんだなって分かったよ。これでまた、俺も少しは成長できたのかな」

青木功さんと言えば、もう世界の青木なんですけれど、70歳にして進化は止まっていないようです。

楽々も女子ツァーを見ながら専属キャディが増えているのは良いことですが、青木さんの言うように「見えるものが見えなくなる」ことや、そのゴルフ場の特性についてはハウスキャディさんの方が有利だと思ってきました。確かに最強期の不動さんはハウスキャディさんでした。

青木さんはプロゴルファーですけれど、人間としての深みがありますね。

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