昨日終了した新人戦ですが、期待と話題を担っていた工藤遥加選手が優勝ということになり、来季の初戦ダイキン・オーキッドレディスの出場権と2月開催のグアム知事杯の招待選手枠をゲットしました。

お父さんの工藤公康氏は横浜の監督就任を要請されていたのですが、これがキャンセルとなり昨日は現役引退の報道もあり、こんな時に娘の優勝なんて凄い話題です。

工藤遥加選手は日本人選手としては身長171センチ、体重66キロと体格に恵まれているので大器と言って良いでしょう。藍ちゃん、さくらちゃんは身長155cmの小柄の選手ですからこれだけの体格の選手はシードでは三塚優子さんの172cmに次ぐものでしょう。全美貞さんが175㎝ですし、タミー・ダーディン選手で173cmですから、十分に体格としては恵まれています。

お父さんの工藤公康投手も飛ばし屋で有名です。楽々も以前福岡のゴルフ場でホークスの皆さんとゴルフをした時にキャディさんから「工藤さんが飛ばし屋随一ですよ。ホームランバッターよりも投手の方が飛ばすようです」と聞いたことがありました。王会長もゴルフはお上手だと聞いていますし、高校生の時はピッチャーでしたからピッチャー=飛ばし屋というのは間違いないでしょう。

女子プロ界にとって大きな話題です。QT81位ですから、ほとんどの試合には実力出場できないのですが、工藤遥加さんはお父さんのネームバリューと話題性もあって8試合の推薦枠は貰えるでしょう。当然新人として優勝を狙えば再来年のシードも獲れるわけです。

こちらの記事→こちらです  によればQT81位だった日にはお父さんが1時間のコーチをしていたとのことです。

スポーツアスリート・・・中でも野球投手として長期間の現役生活を続けてきたお父さんには様々なノウハウがあります。以前テレビで股関節の鍛錬や下半身の鍛錬についてアメリカまで出かけてオフトレしている光景を見た記憶があります。スポーツアスリートとして身体の手入れについては修得できる環境にあるわけですから、後はパットでしょうか?メンタルとマネージメント・・・何よりもツァーの連戦という戦いにどう挑むのか楽しみな選手です。

来季は出場試合数も限定されているので、出場試合全てに注力して上位、さらには優勝を狙って欲しいところです。

こういう選手のことが川原由維さんのお父さんに言わせると「宇宙人」なんでしょう。この新人戦優勝の上昇気流に乗って女子ゴルフ界にも新風を吹き込み盛り上げて欲しいと期待します。

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