漠とした「不安」・・・そう、世間に広がる不安定があります。

今年は東日本大震災で東北地方が酷い被害にあったし・・・地震学者の予想を超えた大地震と大津波・・その映像を見ると台風の豪雨被害などは・・・。

そして、原発事故・・・子供の時に停電はあったけれど、節電を言われたのは初めての経験でした。

株価は年初来の安値をつけ、円高は進行する・・・輸出に頼る日本には辛い展開です。そして、タイでの水害、

学生の就職率は最低になりそうです。政府は地震からの復興の為と高齢化社会を支える為に増税を考え年金をカットし、公務員の給与を大幅に引き下げるようです。

最近は優良企業のトップが博打の金を会社から持ち出したり、10数年前の損失補てんを画策したりしてそれが暴露されたり・・・

楽々学生時代に学んだのは「為政者は社会を不安にさせてはいけない」ということでした。
漠然とした不安こそが人心を乱し暴走社会を作ることになります。

外交でも国防でもお粗末な対応です。昨年の中国漁船の尖閣列島での取り締まり事件など政治家は何をしていたのでしょうか?そして、最近の政治記事では、いくつも政党をつくり解散し税金から貰った政党助成金を溜め込んでいた政治家集団もいるとか・・・法律はクリアしているのでしょうがそんな資金を私にする政治家がいるとは信じられません。バブルの時の地上げと同じですね。

野田首相も頑張っているのでしょうが、最近は疲れ、疲労感が顔に出ているようです。
楽々は何よりも前総理がけしからんと思っています。原発に対してストレステストだ、なんだといって原発の再稼動を許さなかったのです。電気は遍く社会で使われるものですが・・・来年の夏、冬はどうなるんでしょう。地震被害のなかった地域でも電力不足になるなんて・・・。政治家が社会を混乱させているように感じられてなりません。

腐敗した自民党の政治も酷かったのでしょうが、それ以上に素人集団の民主党は酷いと思います。
週末は大阪の県知事、市長選・・・人気投票のような選挙になりそうです。確かに改革は必要ですが、素人の危うさを感じます。

かくいう楽々の漠とした不安・・・これが広まってはいけないのです。時代を導く政治家は民衆をしかと明るい将来に導く責任があります。政治家の責任・・・選挙に落ちることではありません。国家や社会に対してどのような責任をとる覚悟があるんでしょうか?