大山志保さん・・・優勝おめでとうございます

マスターズＧＣの試合結果はプレーオフ３ホール目で大山志保さんの３年ぶりの優勝でした。大山さん、おめでとうございます。

３年ぶりの優勝ですが、この間にはアメリカツァー挑戦と肘の悪化、手術、そしてシード権落ちもあり
かつての賞金女王とは言え苦しい時期があり、よくぞカンバックしたと思います。

試合の流れはテレビ中継でご存知のとおりです。

前半は馬場さん、不動さんが伸ばせていない中・・・ポーラ・クリーマー選手が首位を奪いホールアウトでした。１５番からのキーホールで大山さんも伸ばせずでクリーマー選手の優勝が濃厚という中での１８番のグリーン右下からのロングパット・・・執念というか全盛期の大山さんの強気のパットが復活したようでバーディ・・・これで勝負運はクリーマー選手と大山選手はタイになりました。

プレーオフの最初のホールでもお互いがグリーンを外して長いパーパットが残った大山さんに対して、クリーマー選手はピン側につけてイージーパーです。しかし、大山さんがここも気迫のパットで捻じ込みました。

そして、プレーオフ３ホール目のドライバーショットは右にふけたのですが、ギャラリーの腕に当ってクリーマー選手よりも前方３０ヤードのフェアウェーというラッキーです。ボールに当ったギャラリーの方には申し訳ないのですが、ここで勝負の女神が微笑んだようです。

ピン下につけた大山さんが、バーディを決めてクリーマー選手に勝利です。

最後まで気迫と執念のプレーをした大山さんが素晴らしいですね。

大山さんの優勝インタビューもかつての賞金女王というよりも新人、ベテランの初勝利のような初々しさがありました。オーストラリアで゛お世話になったラリーさんへの哀悼の言葉とこの優勝を報告したいという気持も良かったですね。

ゴルフって技量、技術だけでなく勝負展開も面白い競技だと改めて感じました。この試合はベテラン、若手、アマチュア、招待外国人選手のクリーマーさんと持ち味を出した試合だった思います。


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