SAKYOレディスの優勝はアン・ソンジュ選手の連覇でした。

やはり16番からの3ホールで2つのバーディを獲ったのが貫禄ですね。
微塵も不安定さを感じない優勝でした。この優勝の賞金額でほとんどマネークイーンレースは決定かもしれません。賞金女王は年間を通じて好調であり続けることが大切でしょう。いかに安定したゴルフをしているかがわかります。

大城さつきさんも16番まで喰らいついていたのですが、3パットでボギーとした15番が惜しいです。
それにしても、この試合の最終日も中々見応えのある試合でした。大山志保さんも18番をバーディとして見せてくれましたし、飛距離のない辛炫周さんの15番からの3連続バーディも見せましたね。

アマチュアとしてはアンさんよりも辛さんのショットが参考になるんでしょう。冷静なプレー態度は不動さんなんかにも通じますが、これで飛距離があれば凄い結果になっていたように思います。

アンさんの優勝スピーチね立派でした。東日本大震災のことに触れ、そして、来年もがんばりますとのことで本当に感じの良いスピーチでした。メモは用意していたのでしょうが、日本語の発音も随分良くなりました。語学というのは使わなければ上達しないし、ヒアリング能力はもう十分でしょう。

大山さんも意地を見せてくれましたけれど、中々優勝が手にできていません。復調は間違いないですね。

優勝できなかった大城さんですが、あの外したボギーパットの1打は270万円相当です。470万円という賞金を獲得しましたので、獲得賞金12,483,566となり48位まで上がってきました。今年は1600万円くらいがシード権争いになりそうですから、後400万円です。微妙ですが残りの試合で上位に入ることが条件です。あの1打を入れていればほとんど確定だったと思います。

スポーツでは良い試合とは選手が競り合ってこそ生まれるものだと実感しました。

それにしても普通モードのセッテイングだとアンさんは強いですね。