昨日までのベスト10を並べて見ると

1 宮里 美香 +1
2 ヤング・キム +2
  馬場ゆかり +2
4 上原 彩子 +3
  イ  ジウ +3
6 飯島  茜 +4
  李 知 姫 +4
8 一ノ瀬優希 +5
  藤田 幸希 +5
  宮里  藍 +5

このメンバーに共通しているのは「精神の安定度」です。
トップの美香ちゃんもそうですが、ヤング・キムさん、上原彩子さん、飯島茜さん、李知姫さん、藍ちゃんと落ち着いたプレーをすることで定評のある選手がばかりです。楽々はこの中から優勝者が出そうな感じがします。

やはり和合の難しいコースでは自己制御術を持っている人が有利なんでしょう。プロの試合ではバーディが当然でラフからでもグリーンが狙えるといういつもの試合と違って、ラフは罰打だからバンカーの方が有利という判断もわかります。そんな試合ですから、爆発力のある選手・・・つまり飛距離で稼いで、ピンデッドに狙うようなスタイルの選手はいないわけです。

狙いたいけれど、狙えないのはセカンドだけでなく、ドライバーでもフェアウェーが狭い上に傾斜がありますから、実際の狙える許容範囲は10ヤードもないということでしょう。そんな精神的なプレッシャーが選手を苛むわけです。バーディでスコアを上げて気分を良くしてという通常とは違い、ひたすら耐えるわけです。パーがバーディと思い、ボギーがパーと思う・・・なんてアマチュアのアベレージゴルファーと同じです。

そろそろ3日目ですから疲労蓄積ですから、昨夜の食事と睡眠がどうだったかが問われます。頭の疲労にはぶどう糖です。甘いものが効いています。体力にはご飯などの炭水化物でしょう。女子ゴルファーで朝が苦手でご飯を食べれないような人は好成績を残せません。試合中の補給も大切な要素でしょう。