午前中のブログで以下のような前振りの記事を書きました。

「残念ながら人間にはデジタルの計器が付いてないから顔色でアナログ表示をみるしかありません。他人の顔色は見えるけれど自分の事は案外判らないものです。」


楽々も60年近い人生経験を持っているわけですが、相変わらず自分が知ることがなく困っているのも事実です。

タイトルの心技体については、相撲道で言われることが多いようです。
問題は心の状態、技術、技量の状態、身体の状態を自ら正確に計測できないことです。

技術、技量については毎日練習をしている選手ですからどんな技量があるかは知っていると思いますが日本人選手が海外で多様な芝に手こずったりするのはやはり技術、技量でしょう。身体の状態についても起床した時の感覚で調子が良いなんてことはわかりますが、今現在血糖値がどうなんていうのもサインがあるわけでなし、測定器で血液採取しないとわかりません。試合中にアドレナリンがどの程度出ているのかもわからないわけです。

そして、心の状態については本人のみが知ることです。帯同するキャディさんは顔色とか言葉で察することが出来ると思いますが・・・。その本人も今日の、今の気分は解説できてもどういう緊張状態にあるかは中々自覚することはできません。

「己を知れ」・・・と古来から言われているのですが、心技体の集合物である人間・・・ゴルフ選手でもこれの戦いのような気がします。身体のどこかにセンサーをつけて心技体の状態がデジタル表示されるならば良いのですが・・・状態自体がわからないのも本当です。

そして、心の問題では強い緊張感がある時はどうすればそれが無くなるか?というような解決手法、対策を知っておくべきでしょう。

皆さんはいかがですか?

諸見里しのぶ選手が予落してがっかり・・・このがっかりをどういう風にコントロールすれば良いでしょう?ナイターのゴルフ練習場に行って練習するとか・・・お金を掛けずに散歩するとか・・・要は予想していなかった事が生じた時にどうやれば落ち込む自分を支えられるかを知っているかが大切なように思います。

一流のスポーツ選手が日記を書くことを心がけていますが、これは好不調の自分がその後どういう精神状態であり、どういうことをすれば良くなったり、悪くなったりしたのかというデータブックの役割があると思います。しーちゃんも確か日記をつけていると以前ブログで見たことがありますが・・・好調、不調がデータとして揃っているなら良いですけれど・・・

かく言う楽々の今日一日の自分の心の状態を見ると

朝は緊張度なし、リラックス度として70%くらいでした。午前中のお出かけのお見舞い時には少しアドレナリンが出ていたようで興奮気味でした。帰宅してお昼ご飯を食べてリラックスして、ブログを覗いたりでこの時は興奮度も低いし、リラックス感は80%・・・しかし、しーちゃんの予選通過を気にしていて少しイライラ感が生じてました。イライラ度は80%くらいですね。

というわけで今日は全体的には良かった心の状態ですが、明日のお出かけやら菜園作業などを考えると安定度はあるものの、不安感も30%くらいありますね。

心の記録帖みたいなものをつけてみるかな???