全英リコー女子オープン3日目・・・

首位は、キャロリン・マッソン選手・・-15ですから凄いスコアです。
そして、やはり追いかけてきたのはヤニ・ツェン選手ですね。

最終日の試合については、マッソン選手VSヤニ選手という戦いでしょうが、ここはヤニに分があるような感じがします。追いかける方が楽ですし、バーディVSボギーで並んでしまいますね。飛距離と言いロレックスランキングと言い実績では完全にヤニ選手でしょう。マッソン選手がどれだけ平常心で戦えるか?優勝を意識した途端に大崩れもあり得ます。

今回の全英でヤニ選手を見ていて、アニカ・ソレンスタム選手がカーリー・ウェブ選手に対抗する為に筋トレをして頑健な体を作ったことを思い出しました。確かヤニのフロリダの邸はアニカの家だったのではないでしょうか?

ヤニの体型を見ると筋力トレーニングしているとわかります。肩幅も広いし、上半身も肩、腕、体幹周りも鍛えていますね。素早いスイングができるのは下半身を鍛えているからでしょう。男子並み、タイガーをはじめとするトッププロと同じトレーニングをしているのでしょう。パワーゴルフです。

そういう視点で全英を眺めていると、藍ちゃんなんかのスインガータイプの選手は筋力というよりもスイングの再現性と精度で勝負していると思います。日本では筋トレして体を鍛えているという選手はあまりいないような感じがします。有村智恵さん、馬場ゆかりさんが小柄な身体を強化する為にランニングしているのは知っています。馬場さんもどちらかと言えば奇麗なスイングというよりもスイングの速さで勝負している感じです。

やはり、筋トレ派とスインガー派に分かれるのでしょうか?韓国人選手を見ていても朴仁妃さんは筋トレ派のような感じです。去年のアメリカツァーの賞金女王であるチョイ・ナヨンさんはスインガータイプでしょうか?

どちらが有利かとも言えませんが、パワーゴルフに魅力を感じる人もいるでしょうし、女子プロにはスイングの美しさを見たいという人もいるでしょう。全英を見る視点の1つかもしれません。

さて、日本勢では宮里美香さんが3日目のムービングサタデーでスコアを伸ばせず9位タイになっています。本当は昨日、3打でも伸ばせばまだ可能性はあったかもしれません。ホールアウト後のインタビユーでヤニの影響を受けてないわけではないと話してました。ジュニア時代からヤニを知っているし、アメリカでプロになったのもヤニからの刺激を受けたからとのこと・・・。それだけに全英という晴れ舞台で戦っている中で引きづられるものがあるんですね。

上田桃子さんも粘っては-4として16位タイですが、アンダーパーで周ってベスト10入りを狙って欲しいです。

茂木さん、佐伯さんとスコアが伸びず低迷です。難しいコースマネジメントに苦しんでいるのでしょう。日本のコースに比べて考えることが多すぎるのでしょう。脳の疲労が蓄積しているのだと思います。リンクスのようなコースは日本には少ないですから・・・無理もないのです。


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