今朝の新聞でも小林浩美新会長について大きく取り上げられてました。やはり現役時代に活躍し、アメリカツァーでも優勝経験がある貴重?な存在ですから。そして何よりあの明るさが良いですね。ガハハ王国の女王さまという迫力のある笑いです。ご自身も「笑い」をテーマにされるようですね。

諸見里しのぶ選手のようなストイックな選手には小林さんの「笑い」を注入して心に余裕を持つきっかけになると良いでしょう。現役選手でも小林さんとプロアマでラウンドする時には負ける可能性がありますね。樋口さんは何と言っても60代でしたから、飛距離なんかでは辛いのですが、小林さんは170cmの身長もありますから、ドライバーも飛ぶし、小技もということで現役選手もオタオタできないかもしれません。

さて、昨日は「韓国人選手に勝つには練習しかない」と書いたのですが、厳しい練習の前にやることがあります。それは「基礎体力の向上」です。アニカ・ソレンスタム選手が一世を風靡したのはオフの間に筋トレして身体を強化したからです。これは当時のライバルだったカーリー・ウェプ選手打倒を目標にしていたからです。筋トレ、基礎体力の強化なくして打倒韓国はありえません。アニカの決断が日本人選手には参考になると思います。

12月は師走でスポンサーや後援者への挨拶周りとか、マスコミの取材、番組収録などに現を抜かしている場合ではないと思います。せめて朝起きたら入念なストレッチをしてランニングでしょう。そして就寝前には再びストレッチして稼動域を広げる努力だと思います。本当はジムに行ってトレーナーと相談しながらどの筋肉をどのくらいの時間で強化するかというプランが必要です。

日本人選手は実家に帰っていますのでこんなトレーニングもできるはずですが、アメリカを主戦場とする宮里美香さんは「IMG」の施設でトレーナーの指示を受けながらトレーニングしていると思います。この点は本当に懸命な選択だったと思います。

問題はコーチがいないとどういうトレーニングが効果的、効率的がわからないことです。自分のスイングの映像やスコアデータなどを自分自身で見てからの判断は難しいと思います。協会に強化チームなんていう組織があれば良いのですが、会員には海外選手もいますから日本人選手だけを強化するなんて事も難しいのだと思います。将来オリンピック競技として指定されたゴルフですからそろそろJGAなどと組んで代表選手の選抜をしていく時期に来ていると思います。6年後になりますが、準備をするのに早すぎることはないでしょう。男子は石川遼君が間違いなく出場すると予想できますが、女子はわからないですね。藍ちゃん世代も30代ですから・・・。

しかし強化チームを編成すればドクター、コーチ、練習場所と確保できますし、小技などの研究もできると思います。勝ちに行くには戦略と戦術が必要です。「坂の上の雲」ではありませんが、女子ゴルフ界に秋山真之のような戦略家が必要でしょう。

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