今日のおうちでオカリナは感動の大合奏!!!! | 大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

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オカリナ奏者で、MAiCO音楽教室代表の西村麻衣子です。オカリナ演奏家として活動の他、名古屋市、大府市、東海市、刈谷市、東浦町周辺で、オカリナのレッスン(ピアノ・フルートも)をしております。

く本日のおうちでオカリナは、MAiCO音楽教室で、レッスン継続していた生徒さん、

そして、コロナ関連で休会していた生徒さんを含め、

51名の生徒有志と、

西村五姉妹、

ケンジ(笑)

更に、

 

世界の大スター達を含む、

 

そういう意味では60名を超す(笑)

リモート大合奏です!!!

 

もはや、涙なくしては見れません、笑

 

 

 

新型コロナウイルスにより対面レッスンの休止を余儀なくされ、

すべてのレッスンをリモートに変更したのが4月。

 

誰もが、今まで経験したことのない事態に巻き込まれました。

 

コロナウイルスがじわじわと押し寄せた2~3月、


 

日に日に状況が変化していく中、特に音楽に関しては、窮地に立たされ、

コンサートは中止、延期、

また強行するライブも、万全を期して辞退、

この先、音楽はどんな形に変わっていくのだろう、と未来が見えない毎日でした。 

 

オカリナの生徒さんは比較的高齢な方が多く、感染に関しては高リスクな世代。

 

また逆にピアノの生徒さんは比較的低年齢、

フルートの生徒さんも若い生徒さんが結構いらっしゃり、無症状で感染に気付かない可能性が無きにしも非ず。


自分も肺が弱く、

 教室の在り方に日々悩む毎日でした。



 

緊急事態宣言が出された際、


テレビから発信された安倍総理の会見に、

さすがにもう、普通のレッスンは出来ないと判断、すべてのレッスンをリモートに切り替えました。


 

そんな中、少しでも、生徒さんやファンの方の気持ちが明るくなったらいいな、と言う思いと、

音楽が不要不急から外され窮地にある状況からの現実逃避もあり、

おうちでオカリナシリーズがスタート。

 

当初はゆる~~~~く毎日オカリナを吹いていましたが、


趣味のスポーツクラブ通いも、マンドリンアンサンブルも、合唱も、声楽もなくなってしまった夫(声楽はレッスンは先生は継続されていましたが、夫も年齢が高いので大事をとって休会)が編集にかかわるうち、

もともと会社でもパソコンを使って開発に関わっていた夫の編集技術が日進月歩で進化していきました、笑

 

並行して、

 

オカリナを愛する関西のオカリナ奏者kuma3の声かけで、

26名だったかな、

2月にコロナ過の中ドキドキしながら新幹線で神戸まで移動して参加した、小林洋子先生がコンサートの最後に吹かれた、洋子先生作曲のオカリナ万歳を吹こうという企画に参加。

 

 

立て続けに、今度は50名を超える企画に参加。

 

 

 


神戸のオカリナ友達すっちゃんの、1000人大合奏応援企画に、

うちの教室で即協力してくれた小学生~中学生の子どもたちと参加。

 

 

出来上がった作品に感動しました。(私を探してね)

 

4月末、オカリナ万歳に参加した小学生の生徒のお母さまから、

 

「目標や提出期限がないものだらけのなか、いい経験になりました」

というお礼のLINEをいただき

 

先行きが見えない中、目標を目指すって大事なんだ!

生徒さんにも目標を持って頂ける機会が作れたら!

と気づいたものの、


リモート大合奏の大変さは「おうちでオカリナ」の西村五姉妹のリモートでも感じていたので、自分で企画する事に二の足を踏んでいました。

 

しかし、7月の発表会も感染拡大を避けるために断念を余儀なくされ、

(現在も、会場は歌や吹奏楽器は使用不可)

 

奈良の森下知子先生の教室も生徒さんたちのリモート合奏を発表されたことから、

形になるのかわからないけれど教室の生徒たちとリモート合奏をしてみようと、

重い腰を上げて(笑)決意しました。

 

曲はもともと、発表会で全員合奏を予定していた(毎回1曲全員で合奏して終わります)曲。

天皇陛下即位の礼の祭典で、嵐が歌い、皇后陛下が涙を流された、

Journey to Harmony。


昨年11月、

あれを聴いた翌日、

2020年7月の発表会全員合奏で演奏したい、と、移動の新幹線内にて耳コピで楽譜を起こして、

アンサンブルにしてありました。

オカリナグループレッスン生徒の大半には楽譜が既に渡してあり、


まずは手本の動画をアップ。

各パート別音源を配信して、

それをヘッドフォンなどをして録音、提出を、

LINE等でお願いしました。

 

提出は、有志、とし、


最初に動画を送ってくださった五月半ばから夫は、パソコンの前に座り続け

もちろん他の動画も並行して作りながら、

 

次々と送られてくる動画の編集作業に没頭していました。

 

オカリナ万歳のテンポのいい曲、

誰もが吹きやすい1000人大合奏に比べ

合わせるのが難しく、選曲ミスだったかなあと内心思いながら、


どうしてもみんなで演奏したいから、即位の礼の祭典の翌日に耳コピで楽譜を起こし編曲した、


ということを思い出し、

編集する夫を心で応援(笑)

 

「こうしたい」という想いの、更に上を夫が行き

 

「だったらこうしたい」という想いの、更に上を夫が行き、

 

50名を超すみんなの動画を「同時に1つの画面で動かしたい」(これが一番難しい)という夫の意思も加わり

途中「だんだん動かなくなってきた!!!」と画面を前に苦悩する夫に

「絶対無理だから静止画でいいよ」とも言ったのですが、

 

夫婦の想いが予想を超えた形に仕上がりました。

 

失われた2月までの元の音楽の在り方にはきっともう戻らない。

でも新しい音楽の在り方がきっとある。

 

すっかりyoutubeの画面の中の住人になりましたが(←これが楽しくて仕方ない、ただ今の登録者数では1円にもなってません、笑)


模索しながら私はこれからも、

生まれてこの方大好きだった音楽とともに生きていきます。

 

私の音楽史の中で、

まだまだ模索中ではありながら、

「リスタート」の記念となりました。

 

今回は、レッスンをお休みの生徒さんも参加可としました。

参加の生徒さんからは、喜びの報告が次々と届きました。

参加出来なかった方からも、次は是非参加したいと次々メッセージが届いています。

 

「技術監督」も、「総合監督」も、

参加してくださる生徒さんがいなかったら実現しなかったこの遠隔大合奏。

 

参加してくださった皆様、応援してくださった皆様に感謝しかありません。

 

数か月前には予想も出来なかった未来の中に今、私たちはいます。
これからだってどうなるのかわかりません。

 

でも、音楽の力ってすごい。

 

まさかのyoutubeの中の住人になるとは私も思いませんでしたが、笑


音楽を不要不急扱いされてしまった中で、

もう教室閉めちゃおうかな、オカリナ 辞めちゃおうかな、なんて自粛期間にふと思ったりもしたけれど(軽くだけど)


 

YouTubeで配信して来て、皆様からいただく反響から感じるのは、


世界が変わっても

音楽の持つ力のすごさは変わらない。


人が心豊かに生きるためにやっぱり必要なもの。

 

音楽やっていてよかった。

幼い頃から音楽を学ばせてもらってよかった。

音楽を仕事にしてよかった。



コンサートも定員を半分以下に減らされ、

会場費据え置き、

チケットは倍にするわけにも行かず、

これじゃ開催しても赤字必須。

WEB同時配信もコストがかかり、相当WEB用チケットが売れなきゃ赤字。


これじゃコンサート出来ない。

ますます音楽業界は窮地です。

必要なのに!


模索だらけですが、

しかし、


紆余曲折あって、離れていた時期が長く、ようやく10年前から音楽の中に戻ってこれた私、


音楽の中に生きることは、手放しません。

 


これからもどうぞよろしくお願いします。