今日は、夕方6時以降のレッスンを他の日に振り替えていただき、大急ぎで東海市芸術劇場へ。
テレビなどでおなじみ、盲目のピアニスト、
辻井伸行さんのピアノコンサート。
しかし、全国ツアーの初日のこのコンサート。
席は発売数分、俊足で売り切れたため、
開場の18時半にはなんと、東海市芸術劇場駐車場、満車。
しぇーーーーーーーーーと衝撃を受けながら、
近隣を見渡すが小さな青空パーキングは満車の赤いランプ。
ふと、思い出した、太田川の生徒さん。
駅前に住む生徒さんの一人に電話して、停めさせて頂きました。
プログラムはピアノ曲の王道ばかり。
最初のバッハの際には、曲に入る前に入念にピアノの鍵盤を触って確認されていました。
入退場の際には、係の方が黒いスーツで、腕を取って案内。
ところが、笑み一つ見せないこの男性が、拍手喝さいの中、
お辞儀を済ませた辻井氏を、舞台裏に連れて行く際、
笑顔を観客に向けて歩く辻井氏を、まるで連行しているようにしか見えなくて、笑えました。
もちょっと微笑むとかしたらいいのに、
かなり機械的な動きで、ビデオに収めたかった、笑
バッハの際にはちょっと緊張したと本人もおっしゃっていましたが、
ベートーヴェンは得意なのか、そりゃもうすごい迫力の演奏でした。
ピアノの音がキラキラしてたなあ。。。
アンコールの、悲愴の第二楽章が流れると、
場内から鼻をすする音が聞こえ始め、
見渡すと、目頭を押さえる人が結構いて、
私もだけど、みんなもなんだ~と思ったら夫もだったそう。
ほんと綺麗でした。
あと、辻井氏が小学6年の時に演奏旅行で行った先、ロックフェラーで作った曲。
今風のコード進行ですっごくキラキラして綺麗で、これもやはり鼻をすする方が多くいて、
もっと世に広まるべき美しい曲だと思いました。
でもって、なんと今日は3曲もアンコールが!!!
ショパンの革命のエチュードって、あの激しいすっごい曲が、アンコールって、
出血大サービス過ぎて、鼻血出る!!!
大満足なコンサートでした。
なので私も出血サービスでいろいろ買ってしまった。
東海市の芸術劇場だと、終わってからさくっと帰り道にご飯食べてすぐ帰ることが出来るので便利です。
もっともっといろいろコンサートやってほしいです。
土日で。
もー、平日は生徒さんの調整が大変で。
フルートの生徒さんの赤ちゃん連れレッスン。
最近若干人見知りが始まりかけらしく、
見知らぬ人を見ると固まるらしいですが、
私も最初固まられました、w
でもだんだん思い出してくれたのか、微笑んでくれて、
手を出すので、両手で握って手遊びしたら、喜んでくれました。
安心してください、レッスンしてますよ?
今日、実家の母から電話があり、先日のコンサートの講評として、
「あんた、トークがずいぶんうまくなったね、お父さんも感心してたわ」
とトークについて褒められました。
安心してください。吹きますよ?