3日から帰省していた私の長男が帰って行きました。
就職したのはいいけれど、
飛び込み営業にはすぐに根を上げるのではと心配していましたが、
案外向いているのか、大変だよ~と言いながら、ひょうひょうとしていました。
飛び込み営業なんて、私なんか、高速お断りなので、
インターホンだけ鳴らして一日が過ぎていくものだと思っていたら、
6割は外に出てきてくれて話は聞いてくれるよ~、だそう。
もちろん、そこから、今度は夫婦そろって別の日に話を聞いてくれるところまでしてくださる人はほんのわずか、
そして、そこから見積もりを依頼してくれる人はもっともっとわずか。
私はこう見えても営業が大の苦手。
もー、息子ったら、ついでに音楽教室の営業もしてきて!って感じですが、笑
主人も、「よくやるなあ。ワシ、飛び込み営業なんて、3日で逃げ出す」と言います。
息子の仕事を心配していた私の実家に息子を連れて行きますと、
案外元気な息子に驚いた父が、
転職してからがこの仕事だったら絶対に続かないけれど、新卒で最初に与えられた仕事がこの仕事だから、素直に受け入れられるんだよなあ、と。
父は子どもの頃からある宗教を信仰していて(私は信仰しておりません)
子どもの頃は、子どもたちがまとめられて、その宗教の新聞を持たされ、飛び込み訪問で売ってくる、という「布教活動」をさせられていたそうです。
宗教というのは、モノを売るのではなく、心を売る、信用を売るものであって、見えるものではないから本当に大変で、
沢山売ってくる子どもに群がってみんなでそのお金でパンを買って分け合って食べた。あれは大変だった。
その後就職して、営業職になったとき、
営業職って、「モノ」を売るんだから、こんな楽なことはないって思ったよ
と息子に話していました。
また、
父が初めて行った営業先の社長さんは、
「あのな、思いは必ず形になるから、思いを持ち続けて仕事をしなさいよ。ワタシもそうやって今があるんだから」というアドバイスをくれ、父は、思いを持ち続けることが実際に実現化していくことを体感してきたそうです。
「お金が欲しい、というのは形にならないよ。お金でなくて、モノを思いなさい。手に入ってくるから。」
私も父から聞くことのなかった話。
でも実際に私自身、父が言うように思いを持って、ありがたいことにそれが形となっています。
父は45歳の時におじいちゃんになりました。
だからまるで息子と父は、親子のような感じです。
「今度は孫の顔をみせてもらわんとね」
と、うっかり父は息子に言っておりました。
息子が孫だってば、笑
息子は父にランチをごちそう。
「タカくんにおごってもらう日が来るなんてなあ・・・」と感慨深げ。
その後も父のアドバイスは続きましたが・・・
気づけば息子は居眠りをしておりました・・・汗
実家で、そして我が家でゆっくり過ごして、息子は帰って行きました。
平日休みで私と休みが合わない息子。
「次は盆だね~」と帰って行く息子に、
「その前に母の日と父の日があるよ!!!」と叫ぶ私。
「わはは~」と帰って行きました。
ま、
息子が何より、自立して楽しそうに頑張っている姿が最大のプレゼントです。
ということで、旅行~息子の帰省&発表会のプログラムやタイムスケジュール作りなどで、
もう、フルートもオカリナもピアノも、一週間いじっておりません(滝汗)
明日からは・・・明日からは頑張りますっ