ちびっこさんが増えそうです | 大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

オカリナ奏者で、MAiCO音楽教室代表の西村麻衣子です。オカリナ演奏家として活動の他、名古屋市、大府市、東海市、刈谷市、東浦町周辺で、オカリナのレッスン(ピアノ・フルートも)をしております。

新入学、進級シーズンが近づいて、MAiCO音楽教室ピアノ科への問い合わせが増えてきました。

体験レッスンや、入会希望の連絡をいただいていて、私もちびっこちゃんたちに会えるのが楽しみです。


どの科も、ちびっこのレッスンでは、ここで得たことが、音楽を通した心豊かな未来につながるように、との思いを持って常にレッスンをしています。


と書くと、カッコつけた言葉で、おまけに漠然としたイメージかもしれませんね。


私の世代は、ピアノブームだったと思います。親の世代にとって、ピアノはお金持ちの特殊な家にしかないものだったのが、月賦でなら手に入るようになったころでした。


子どもにピアノを買い与えて、ピアノ教室に通わせれば、たちまち子どもはピアノがうまくなり、

やがてホームコンサートを楽しむ日がやってくる・・・


紅茶でも飲みながら、成長したわが子が美しい音色を奏でるのを聴く・・・


そんな夢を親が見たのですが、


多くは、そうはいきませんでしたね、笑



「結局挫折して無駄にしちゃったわ」


とおっしゃる方は多いです。


でも、無駄にしたようで、実際には無駄にはなっていないのです。


テレビから流れてくる音楽をフンフンと楽しむ・・・

これだって、まったく習ったことがない方とは違ったとらえ方をしているはずです。目に見えませんが。


ピアノは挫折しちゃったけどやっぱり音楽が好き、と、子育てが片付いてから始めたなにがしかの楽器は、そうでない人より上達は早いですから、2歩も3歩も進んだ楽しみ方があります。


学校で、音楽の成績だけは、ピアノを習っている子は容易に4とか5をとってきます。

私の二人の子どもはまったく音楽に興味を示さなかったので、ピアノを教えませんでした。


すると、中学になると、期末テストで音楽が足を引っ張るんですね~~~~

ピアノを習っておけば、音楽のテストで苦労しないで済んだのに、とぼやいていました。

高校受験の時も、音楽の成績が足をひっぱりましたし、笑


大人になって、ガンガンピアノが弾けなくても、子どもの頃にピアノを習って得たものは今でも生活のいろんな場面で生きていると思うのです。


私自身音楽教室も演奏活動も遅咲き、遠回りな人生でしたので、

そういうこともあって、ずっと親が与えてくれたことを無駄にした、と思ってきましたが、


こうやって今、音楽教室をやっているので、


人生どうなるかわかりませんよ?


という自分の経験もあって、常に子どものレッスンは、心豊かな未来をイメージして行っています。


そのためには、

「音楽って楽しい」

「自分で演奏できるって楽しい」

と感じてもらうレッスンをする必要があります。


私のある音楽の師は、音楽はつらくて苦しいもの、これしかないからやっている、とおっしゃいました。

それは、音楽家の家系に生まれ、世界で活躍する音楽家になるべく、厳しく教育をされてそだっていらしたから。


でも多くの人たちにそんな厳しい教育は必要ありませんものね。


弾けた!できた!すごい!楽しい!


そんなレッスンをしています。


これは大人のクラスも共通しています。

大人の生徒さんも、「あら!音が安定してきましたね!!」「よく練習してきましたね!」と気づいたことをお伝えすると、小さな達成感を味わいます。

そして小さな達成感の積み重ねが、また、心豊かな楽しい毎日を創っていくのです。


また、年頃の生徒さん達は、それだけではなく、思春期の心のケアも考えながらのレッスンとレッスン後のおしゃべりを楽しんでいます。


な~んてかっこつけて書いてみましたが、

子育てがひと段落した私にとって、

ちびっこたちとのふれあいは、ちょっと早い孫?みたいな感じですっかり楽しんじゃっているとも言えます。