前回、アフガニスタン人の彼がビザの延長も永住権取得も却下され国に帰る事になって無理やり別れた、と書きましたが、その”無理やり”が次の彼氏を見つけて別れる。でした。

なんで??帰国するまで一緒にいればいいじゃない。と思う人もいるかもしれませんが、もうその先は100%一緒になれないのをわかって続ける事ほど辛い事はなかったです。これ以上好きになりたくなかったし、とにかく次に進みたかった。私が次に進むと言う事は彼にきちんと話していました。お互い辛かったけれどそれぞれの人生を歩む決断をしました。(これは今思い出しても胸がギュッと締めつけられます。)

 

ここニュージーランド(ニュージー)で出会い系サイトとして当時人気だったのは “Findsomeone(ファインドサムワン)”。今でも一般的に出会いのプラットフォームとして活用されています。(Tinderよりも真面目に探している人が多いです。)

登録すると写真とかなり詳しいプロフィールが見れるので、インターネットお見合いサイトのような感じです。

基本情報以外は詳しく書くか、書かないかは本人次第ですが、あまり記入をしていない場合は遊びの場合も多いので、気を付けて下さい。

 

そのFindsomeoneを通して出会ったのがニュージーランド人(キウイ:Kiwi*)のマジシャンでした。

マジシャンとして生計を立てている人はニュージーではあまり多くないので、彼の詳しい説明はやめておきます。あなたがもしオークランドに来たらばれてしまう可能性大滝汗。オークランドはまだまだ小さい街です爆  笑

 

恋人がマジシャンというのも面白い経験でした。

仕事には私が行ける時は一緒に行きアシスタントのようにお手伝いをしました。彼はとてもプロフェッショナルなマジシャンで、ショーの質も高かったので顧客も多く、私も尊敬していました。

仕事も堅気でない仕事ですが、性格も個性的でした。とても信頼出来る性格なのですが、どんな事にも恐ろしいほどに正直でした。たとえ結婚して長年連れ添っても、なかなか言える事ではない女性としての相手の欠点などもズバズバ笑い泣き。たとえば私は全然セクシーじゃない、とか笑い泣き。セクシーとはこういう事を言うんだと見本の資料?を見せてくれたり、"セクシーになる為の手引書(!?)"をプレゼントしてくれたり滝汗。結構衝撃的で傷ついたりしました。が、確かにその頃まではかなりボーイッシュでパンツ類を好んで履き、ショートヘア。性格的にも決して”女らしく”はありませんでした。

 

フェミニストの人がこれを読んだら怒ってしまうかもしれませんが、彼の周りの女性は私も含めて全くそんな事がありませんでした。逆に他の男性が陰でいう事を彼は私たちに面と向かってはっきり忠告/事実として私たちの為に言ってくれるので、私の場合はチャレンジ精神が旺盛なのと、コンチクショーという笑い泣きくやしい思いも手伝って、その彼がくれた本(かな〜りセクシャルな本で最初は恥ずかしくてページも開けませんでした。。)を皮切りにいわゆる Flirting (フラーティング“戯れスキル”とでも言いましょうか)をかなり本格的に勉強し始めました。結局はフラーティングを勉強し始めた頃に、彼が別の女性を見つけて別れてしまったのですが、私はフラットメイトとして彼と住み続け(いま思うとそれもすごいポーン)、結局は"一番なんでもどんな事でも話せる友人"になっています。

 

この彼と出会った事は私の人生の大きな転換期になりました。

それまでは、結婚したいと思いながらも女性としての自分を全く無視していたというか、"女性らしく”なんて言葉は頭にありませんでした。確かに、自分らしくそれを貫くのもそれはそれで良いと思います。

私の場合は"そんなに言うなら試してみるわ。”と、とにかくやってみる事にしました。

まずは洋服をワンピースなど女性らしいものに変えてみる。

仕草や表情に女性らしさを意識してみる。学んだフラーティングテクニックを実際に試してみる。などなど。

 

これが面白いほどに効果があり、この頃から私の世界は変わりました。

今ではもう完全に身に付いて、人生がより楽しく、明るいものになっている重要な役割を果たしていると思います。

この"フラーティング"についての私の経験などはこれからのブログで書いていくことになると思います。(もしその機会がなかった場合は、この恋人シリーズが終わった後にでもまとめて書かせて頂きますね。)

 

 

*Kiwi : ニュージーランドでは3つのキウイがあります。

フルーツのキウイ、鳥のキウイ、そしてニュージーランド人が自分たちの事を親しみとプライドを持ってキウイと呼んでいます。

 

今日の写真:

こちらも昨日に続いてWaitakere Ranges (ワイタケ・レンジズ)にあるビーチのうちの一つピハビーチ(Piha Beach)です。サーフィンで有名なビーチです。

この真ん中にデンっと立つ岩はライオンロックと言われています。

ライオンが休んでいるような形をしていますよね?この岩には干潮の時に登れるのですが、私はまだ登ったことがありません。(この写真は干潮時です。)

 

 

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