この2日程、状態があまり良くなかった小鉄君。

一昨日はお仕事を休めなくて、しかも病院が午後休診だったため、

昨日、午前中はお仕事に行って、午後、早退させてもらって病院へ連れて行きました。

 

やはり心臓の状態はあまり良くなくて。。

 

病名は心臓の僧帽弁閉塞症なのですが、

心臓が肥大し始めているようです。

腎臓の数値は全体的にはまぁまぁ、といった処ですが、

1項目。。あれ?何だっけ?忘れちゃいましたが、引っかかるとの事で

お薬に利尿剤が追加されました。。

後は手かと思ったら

発作の時に首をひねったようで痛み止めも追加!

検査やらで2万円越えの医療費がアニコムさんのおかげで

7000円チョットで済みました。。

 

小鉄君は0歳児から保険に入っています。

最初は相互扶助のつもりで入りました。

共済保険だったアニコムさん。。

最初は50%保証で

通院回数に限りがありました。

3歳になるまで、あの子は良くお腹を壊す子で

保険料と医療費がトントンといった感じでしたが、

3歳の時にあと一歩で劇症か?という程の膵炎になって、入院の狭間が通院か?

病院のスタッフの出勤日数より通院の方が多いのでは?という程で最初の1年でアニコムさんの保証では足りず、

落ち着くまでの期間、1~2年の間に自費分だけで200万円近くかかりました。

まぁ、大雑把な計算なのですが。。

その後、アニコムさんは共済から損害保険に変わり、持病があっても既に入会犬は50、70、90%保証を選べて、

迷わず、90%保証に切り替えました。しかも回数は無制限。。

但し、代替え医療の効果が出始めていて、病院は頻繁でなくなっていましたので、最初の1~2年の時に90%だったらなぁ~とため息が出たのを覚えています。

その代替え医療。。。針治療が対象だったのが助かりました。

5000円の針治療。。が500円なのですから。。

ただし、ホメオパシー治療は対象外。。

1回2万円越えは全額自費でした。。

当時お千代ちゃんも居ましたから、肝臓の奇形のお千代ちゃん2匹で5万円。。というのは非常に痛い出費でした。。

2匹は食事をドッグフードから手作り食に変えてほぼ健康に過ごす事が出来るようになり、針治療もホメオパシーもしなくても良い程

回復しました。。

しかも、飲み薬無しになるまで健康的な生活がおくれるようになりましたが。。。(あり得ない快挙)

そのお食事を作るというのも、お金をつぎ込みました。これは保険適応外です。。

かかりつけ医に協力してもらって、検査データを食育専門の獣医師さんに診てもらうため、

2匹を三軒茶屋の病院まで連れて行き、ホメオパシーの先生と針の先生の見解を私が申し送り、

データを勘案してどのように食事を作るか?の指導を受け、それにのっとって食事を作り、

今度は作った食事の食材をホメオパシーの先生に持って、2匹を連れて行き(小平の先生)

その食材が良いかどうか?作る水まで波動を見てもらって。。

レメディを処方してもらって。。

その食事を食べさせた効果をかかりつけ医で見てもらい、

定期的な画像や先進医療の先進大学病院(相模原)の先生にも検証してもらって。。。といった結果です。。

勿論このような結果を出せたのは、人間で言う内科的治療だったからだと思います。

忘れてならないのは、こういった先生につなげてくださったのは岐阜大学の教授の先生でした。。

一番、我が家が経済的に困窮している時でしたので、

2匹を飼えなくなるのではないか?という不安状態を抱え、最悪な事は考えたくも無かった事から、

2匹だけでも少しでも健康にさせてお金のかからない子にしないと、里親すら見つからない気がして、

思い余って調べ、この先生ならと思い、岐阜まで行ってしまった事からでした。。

 

この時、私は奇跡は起こすものだという事を学んだような気がします。

2匹ともに寛解に近い状態へ導き、それだけでなく、

運命を搔い潜るように我が家の状態も大きく変化する事になったのですから。。

 

その後、殆ど医療費のかからない子。。保険料を支払っているだけ。。という期間が続きました。

後は最後の時の為の保険と思っていました。。

2年前お千代ちゃんは肝臓の奇形で関門脈異形成症が2歳半で分かり肝臓が半分しかなく、

指標となる総胆汁酸の値が2ケタオーバーだったのが、代替え医療で1ケタ正常キープをして、

2~3年の命と覚悟したのが、10歳10か月まで生きてくれました。

しかも亡くなる2時間前まで元気で、おそらくは血栓で亡くなったようです。

病院に連れて行く途中、車の中で亡くなりました。。

残るは小鉄君だけです。

現在、15歳。。

人間で言えば80歳くらいでしょうか?

 

今の小鉄に必要な治療は人間で言えば

心臓の僧帽弁の手術といった処なのでしょう。。

でも、わずか3キロの15歳のトイプードルに手術は考えられません。。

 

肩で息をしている我が子に少しでも楽になるお薬で対処しか考えられません。代替え医療も考えましたが、

心臓内で弁が壊れて血が逆流する子にどんな代替え医療があると言うのでしょうか?

寿命と考えるのが今の獣医療なのかもしれません。。

 

数年前アニコムさんから90%保証が消えるとの連絡を受け、現在70%保証で、無制限回数となっております。

 

昨年、アニコムさんから、通院入院の無制限を制限にすれば保険料が安くなる事と、

1年使用がなければ5%割引、20回までなら変わらず、20~40回だったかで5%増し、それ以上はぐっっと割り増しなる事の通知を受けました。

新規の方は選べず、制限有のようですが。。うちは、この時、まだ小鉄君の病気には気づいておらず、年齢からみて、

無制限のままの方が良いと思いました。それに臨終の時の治療が長くなればなるほど、回数に制限があっては最初の1~2年の時のように出費は鼠算式に増えるかもしれない。。又、お千代ちゃんのようにあっけなく。。という事もあるかもしれないけれど。。

迷いましたが、結局そのままにしてもらいました。

 

回数のカウントの切り替えが入会日でない訳で、今年の保険料は5%引きです。。

来年の7月の更新時に今年の暮れまでのカウントで保険料が決まるようで。。

来年7月からはおそらく、そのままか悪くて5%増しかなと。。

その先は?。。。小鉄君。。もう生きてないかもしれません。。

 

昨夜から増えたお薬。。保険のおかげね。。と感謝の気持ちになりました。。

そのお薬を飲んで昨夜は小鉄君もよく眠れたようです。。