輪島市 | “It's MAI life”

“It's MAI life”

フリーアナウンサーの中川真衣が日々感じたことを書いています。

輪島市(わじまし)まで

石川県のボランティアバスに

乗って、

ボランティアに行ってきました。


朝6時過ぎの金沢駅。

バス乗り場には、

輪島、珠洲(すず)、

能都(のと)行きのバスが

停まっていて、

たくさんのボランティアさんが

並んでいました。


myヘルメットにこれまでに

行った、ボランティアの

ネームシールを10個以上、

貼り付けてるガテン系の

若い女性もいました。

かっこいい!🥹

(後でわかりましたが、

ボランティアの人は、現場で

服などに、名前を書いた

シールを貼ります)


バスの私の隣りの席に座った女性は、

福島県からの参加。

車で片道5時間半かけて来て、

土日の二日間、

ボランティアをされるそうで、

以前にも何度か

このパターンで来ているそうです。

すごいわ。😵


東日本大震災の時に

全国の皆さんに

来てもらったので…と、

おっしゃっていました。


ここにいる人たち、

尊敬しかない!


輪島に到着。



団体参加で、

三重県の伊賀から

来てくださったグループも

いました。


着いたら説明を聞いて、

自分ができる作業グループに

参加します。

私は、家財の片付けを

選びました。


「キッチンのシンクを外したことが

ある人は、Dグループへ…」と、

説明があると、

二人の男性が別々の席で

笑って反応していました。

えー、できる人いるんだ!と、

驚きました。(>_<)



午前は、公営住宅に住む

高齢女性の家財の片付け。


食器棚から落ちたガラスや

お皿、陶器のカケラを、

土のう袋に入れて、

ゴミ捨て場に置きます。


ワークマンで

防刃手袋を買ったので、

ガラスも平気で

ひろえました。


食器棚や重いものは、

他のグループの男性陣が

手伝いに来て

運んでくださいました。


お昼は、バスで

食べましたが、

輪島市で ボランティアの場合は、

近くにスーパーがあるので、 

そこで冷やし中華やお弁当を買って、

フードコートで

食べている人もいました。


何回も来てる方たちだと

思います。慣れていますね。

お弁当は、炎天下に置くのか、

保冷庫があるのか、

わからなかったけど、

待機中のバスは

エアコンを切っているので、

常温と思ったほうが

いいと思います。


輪島市の場合は、

スーパーで買ってあげたほうが、

経済がまわり、

お店にとっても、利益になるので、

次、行く時は、

スーパーで昼ごはんを

買おうと思いました。

スーパーには、

フジヤのケーキ屋さんも

入っていました!😜

(しっかり、チェック😂)



午後は、会社にある、

室外機のような業務用のエアコンを

2階から一階の玄関先まで

運びました。


現場まで徒歩で行ったので、

帰りに燃えてしまった朝市まで、

地元出身で、東京から参加した方に

案内してもらいました。

自分も仕事も含め、何度も

朝市の通りに行ったことが

あったので、

現実を見ると、ショックでした。

だけど、いつか復興したら、

観光客をたくさん連れて行きたいと、

思いました。


ボランティアのあと、

災害センターの方々が

現在の町の様子を

車で案内してくださいました。


袖ヶ浜(そでがはま)海岸。

海岸が隆起して、

砂利のような浜が出現しています。


崩れた家や、

倒れたビルもそのまま。

まだまだボランティアが

やることは、

多いと思いますが、

家主か、代理人の方が

片付け作業中に

立ち合いでいないと、だめなので、

一日に300人のボランティアを

送ったとしても、

家主さんが、金沢、加賀市に

避難中などで、

不在の場合も多く、

一日に100箇所まわるとか、

そういうことは、

できません。


だから、日ごとのニーズは

多くないため、一日に送られる

ボランティアの数に限りが

あるのです。


あらかじめ、社会福祉協議会の

方々が個々に連絡し、

その日に家主さんが

いる家や、会社などを調べて、

ボランティアが行きます。


地道な作業ですが、

お手伝いのニーズが

ある限り、

私もまた行かせて頂きたいです。



重いものが持てなくても、

マニュアルの軽トラを運転できなくても、

ボランティア先のスーパーや、

のと里山海道(さとやまかいどう)の

サービスエリアで

お土産買うのも

ボランティアの一つかと

思います。(^-^)