秋田のみんなへ。 | 佐々木麻衣オフィシャルブログ「いぶりがっ娘。」Powered by Ameba

秋田のみんなへ。

辞めていたフェイスブックを再開してから。

あまり連絡を取れていなかった地元の友達や知り合いから、最近、友達申請やメッセージをもらっています。

ずっと連絡を取りたいと思っていたけど、取れなかった、友達や、幼馴染や、先生。


秋田は私の大切な場所です。

秋田で過ごした18年間。
それがあるから、今の私がいる。

(・・・もちろん東京で過ごした10年間もあるから今の私がいます。)


お兄ちゃんの背中を追いかける、負けず嫌いでお転婆な幼少期。
真っ直ぐで、まわりを笑わせるのが好きで、変なヤツだった小学生。
思春期が始まり、ひねくれ始めた中学時代。
完全にひねくれた高校時代。

そんな私を知っている人たち。

夢を追って、上京した、とみんなは言う。

間違ってはいないと思う。


知らない世界を知りたかった。

憧れる場所に行きたかった。

本当にやりたいことを見つけたかった。


反面、私は逃げ出すように、上京したのかもしれないとも思う。


あの頃。

私は素直になれず、どう生きていいのか分からなかった。

生きるのが嫌になったこともある。

私を知っている人が誰もいない場所へ行きたい、と強く望んでいた。

もの凄い寂しがりやのくせに。


だから、胸を張って上京できなかったんだと、今は思う。

みんなに、行って来ますって、挨拶できなかった。

そんな勇気は、あの頃の私には持てなかった。

そんな私のことを、応援し続けてくれる人たち。

心から、感謝の気持ちでいっぱいです。



ひねくれ時代。

とてもとても辛いことがあった。
自業自得なんだけど。

なのに、母と、親友がそばにいてくれて。
私は人の温かさを知りました。
大切な人たちに、心から感謝しました。


そしてそのとき。
一人の先生の前で私は泣いた。

今でもはっきり覚えている。
いつまでも強がる私に、真っ直ぐな目で、一言だけ、優しく、言葉をかけてくれた先生。

救われました。
今でも思い出すだけで涙が出るほどです。

あのときの先生の、あの目。純粋な目。そんな目の大人になりたいと思いました。


その先生から、メッセージが来た。

いってきますが言えなかった私が何をしているか、何故か知ってくれていて、心配してくれていて。

ブログを読んで、安心したって。

応援してるからって。

最近涙もろい私、そりゃあねぇ、出るよねぇ。(笑)


あの頃があるから今があると今なら思える。

そして、生きるって素晴らしいなぁって、心から思える。

だって、こんなに素晴らしい人たちと、出逢えたんだから。

これを読んでくれた、全ての人に言いたい。

私と出逢ってくれてありがとう。


こっそり読んでる地元の人たちには更に言いたい。

今更だけど。

今、私は東京で、

もがいたり凹んだりつまずいたり青タン作ったり泣いたり泣けなかったり笑ったり喜んだり落ち込んだり

楽しく元気に生きてます。


いってきますを言えなかったみんな、心配かけてごめんなさい。

ごめんなさいが言えなかったみんな、ごめんなさい。

ありがとうが言えなかったみんな、ありがとう。


いつか、秋田に。

地元に。

恩返ししに行きます。

{25D9E565-18F6-42A3-BAA6-E900ACF4B2FF:01}