カザフ民族大学日本学科の所蔵教材が気になっていた。

紛失している教材もありそうだし、

せっかくいい教材があっても、整理されていないから、

先生方も使わないものがたくさんあるように見えた。


教材がすべてとは思わないけれど、

使えるリソースが増えることで活動が変わってくる、というのは、事実。

だから、教材がわちゃっと整理されずにあるのは、

すごくもったいない、と思う。


でも、私一人が黙々と教材整理をやっても意味がないので、

先生方をどう巻き込もうか、考えていた。


そんな矢先に、ある先生が

「4年ぐらい前までは、1年の終わりに先生方全員で

本のチェックをしていたんですけどね…」

これだー!!と思った。

今までやっていたのなら、話が早い。

先生方全員にSMSで連絡して、集まってもらうことにした。


SMSの文章も、ちょっと考えた。

「私一人はいやなので、ぜひ手伝ってくださいね」と感情に訴えかけ、

「”必ず”返事をください」とくぎを刺した。

そんな文章に効果があったのか、9割近い先生から返事があり、

21日(土)と23日(月)のいずれかに、手伝ってもらえることになった。


そして、今朝。

10時からの約束。

誰も来ない。

まあ、そんなに期待もしていなかったけれど…と思いつつ、

またSMSで、「今のところ、私一人ですよ!」とメールを送る。

月曜日に来る予定の先生が心配してくれて、

事務所に電話をくれた。

S先生、ありがとう。


結局3人の先生が来てくれた。

(一人の先生が来なかったので、電話をしたところ、

電話には出なかったが、そのあとで現れた)


私も今までの図書管理の方法を知らないので、

どうすればよいか、特にいい案はなかった。

本についているラベルも年代によってばらばらだし、

なにしろ、所蔵図書のリストがない。

以前はあったらしいが、どこかにいってしまったらしい。

電子化もされていないことが判明。

「全部やりましょう」とZ先生。

確かにやりたかったけど、大変だよ…


でも、せっかく言ってくれたので、

これを機会に、ラベルをつけなおし、所蔵リストの電子化をする決意をした。


N先生が、色々な案を出してくれた。

東洋学部のスタンプを借りてきてどんどん図書にスタンプを押し

教材を分類していく。

(「みんなの日本語」関連、能力試験、その他初、中、上級教科書、文法書等)

私は、スタンプを押した教材にナンバリングをして、エクセルに打ち込んでいった。


日本学科の図書は、

事務所と、学生が借りられるように教室の二つに分けて所蔵している。

その所蔵の仕方も混乱の原因の一つであるようだ。


きちんとルールを決めて、明記しておく必要があるだろう。

私がいなくなっても、それが続くかどうかは分からないけれど、

先生方が、「このやり方は気持ちいい」と思ってくれたら、いいな。


整理している最中に、

国際交流基金が発行してる研究論文集が出てきた。

N先生が

「私はこの本を知りませんでした。興味があります。研究する時の参考にしたいです」と言ってくれた。

この一言で、

先生方全員を巻き込んで図書整理をした甲斐があった、と思った。


私の理想は、

学生がいつでも使えるリソースセンターを設置すること。

先生方が、授業や研究で使いたいときに、使える教材がすぐ探せること。

リソースセンターは、管理上難しいだろうな…


日本人がいなくなっても、

図書やインターネットが、彼らのリソースの一つとして、

うまく作用していってくれたら、と思う。


たぶん、何かにあたった。


体調が悪い。


おなかがゆるい。胃がしくしくする。のどが渇く。


ということで、何にあたったとしか思えない。

水かな。


スーパーに売っている、普通の500mlぐらいの水のペットボトルが、

60テンゲ(×0.6=日本円)ぐらい。

6Lで170テンゲの水を加熱料理用に使っていたんだけれど、

それを普通に飲んでから、ちょっと調子が良くない。

安いっていうことは、何かしら理由があるってことでしょう。


カンボジアで鍛えに鍛えた私のおなかだけど、

2年間の隠遁生活(間違った、院生生活)で、

どうやら日本人仕様に戻っていたらしい。


カザフスタンは比較的?きれいそうにみえるけれど、

日本が無菌過ぎるんでしょうね。



↓6Lのタンク。ちっちゃく見えるけど、それなりに大きい。


カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~-6L水



2日前の、

キッチンの水が出ないというのは、結局、「お湯」が出ないから、ということが分かりました。


それはシャワーを浴びはじめて判明。


「水しか出ない…」ガーン


カンボジアではときどき水シャワーを浴びることがあり、

水シャワーでもそのうち慣れて、少し温かく感じていたので、

そのつもりで、浴び始めると…


氷水のように汗


さすがに札幌と同緯度のアルマティ(カザフスタンの旧首都)。

東南アジアのカンボジアとは違いました…

日中はそこそこ暑くなりますが、

乾燥しているので、日本の夏の暑さとは全く違います。

夜はけっこう涼しくなるので、

さすがに夜のシャワーは氷水のようでした。


ロシアやCIS諸国経験者から聞いたことがあったことを思い出しました。

断水ならぬ、断湯のことを。


次の日、比較的近所の在住の日本人に聞いてみると、

やはりお湯が出なくなっているとのこと。

大体毎年6月ぐらいに、お湯のパイプのメンテナンスのために、

1週間から三日間ぐらいお湯を止めるらしい。

こんな時期は珍しい、と


(ロシアやCIS諸国は、各部屋に給湯機があるのではなく、

冬の暖房と兼ねて、お湯のパイプが各世帯全体に流れているのです。

だから「給湯機で沸かす」ということができません。)


みなさんどのように水シャワーに対処しているのか聞くと、

ジムに行ったり、風呂場にポットを持ち込んでお湯を沸かしながら

シャワーを浴びたりしているとのこと。


そこで今朝は、やってみました。

シャワールーム兼洗面所に電気ポットを持ち込んでお湯を沸かしながらのシャワー。



カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~


隣にある洗面台に電気ポットを置き、シャワーを浴びながら、

お湯を沸かしてはバケツに汲み、の繰り返し。

この宇宙カプセル?のようなシャワールームと洗面台を何度往復したことか。

それでも氷水シャワーよりましでした。


ちなみに、このカプセル。

初めて見たときは「かっこいい」と興奮しましたが、

けっこう狭くて、けっこう不便。