大学病院、卒業ならず | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

今日は一か月ぶりの大学病院受診の日。
前回の外来で、次が最後の診察になるとの旨を聞いていたので、少し寂しい気持ちで病院を訪れました。

外来予約は入れているものの、主治医は初診も担当しているので、120分待ちは当たり前。確かに待つのは疲れますが、患者さんが多いということは信頼の証でもあり、また一人一人の話にじっくりと耳を傾けて下さる主治医ならではだと思っています。


診察の内容は、腹腔鏡手術の傷痕から糸が出ていたのが自然と取れたということについては、徐々に吸収されていくので問題ないとのこと。

それと、最近抱えている腸の働きについてや外陰部の不快感とついては、腸は安定するまで数ヶ月はかかること、そして外陰部についてはエストロゲン製剤のプレマリンの量を増量して、一回2錠の服用で様子を見ることに。

今日は病院に向かう際にパニック障害の発作が車内で起こり、術後は精神的に不安定な感覚が増えているように思ったのですが、この薬の増量によって落ち着けば更年期症状からくる精神的症状とも取れるので、とりあえず服用することに。

そして、2ヶ月後に血液検査をしてホルモンの数値と血栓症のリスクの有無を測り、処方を続けるかどうかを決めることに。

よって、大学病院卒業にはならず、留年?となりました。


主治医と病院内でお勤めのシスター宛に、病院卒業に際して御礼の手紙を綴って持参したのですが、また春に訪れられることができると思うと、心細く感じていた心が一瞬にして安堵感に変わりました。