寛解という名の完治 | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

10月にクリニックにて癌検診で子宮頸部の上皮内癌の疑いが強まり、11月に円錐切除術の手術を受けて、子宮頸部に上皮癌と扁平上皮癌、上皮内腺癌が見つかり、上皮癌は取れたものの腺癌がもしかしたら子宮内にスキップしているかもしれないとのことで、12月27日に子宮(頸部・卵管含む)摘出手術を受け、その病理検査の結果が出ました。

結果は、寛解。
捉え方によっては、完治とも言えるそうです。
主治医の開口一番は「取り切れました!」でした。
要するに、例えば今後他臓器に癌を発症したとしても、今回の子宮頚がんからの転移ではなく、新たに発症したという考えとなるそうです。

年に一度の子宮がん検診は欠くことがなく、そんな中でのまさかの癌化だったのですが、早期だけに腫瘍マーカーでは異常を示さなかったり、もちろん自覚症状もなかったので、いきなり大きな手術をする前に、まず頸部切除→病理検査、子宮摘出→病理検査と順を追う形となりました。二か月に渡って2回の手術をせざるを得ないことは、早期発見ゆえのストレスでもありましたが、結果的に追加治療もなく、取り切れたと仰って頂けたのも、早期発見だったが故だと実感しています。

だからこそ!

検診に行っていただきたい!

診察が恥ずかしいとか、更年期かもしれないからという気持ちや推測は置いておいて、とにかく年に一度は行っていただきたいのです。


今後は経験者だからこそ、実体験に基づいた啓蒙をしていきたいと思っています。


日本が、子宮頸がんワクチンを当たり前に捉えている諸外国に近づけるまでは。