出血のない生理期間 | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

昨日まで張っていた胸の痛みが無くなり、いまはひたすら眠気と怠さ。そして些細なことが過剰に心に響いて、涙が出てくる。
もしかしたら、今は生理の時期なのかもしれません。

子宮を摘出しても卵巣が残る限りは、女性ホルモンの働きは変わらないので、身体の変化や情緒の変動はあると言われました。

生理は出血を伴うわけですから、それはそれで痛みもあり辛かったわけです。
しかし、出血という「しるし」があったので生理の時期だと気づいていたのだと、子宮を摘出してみて実感しました。

出血がありながら眠くて怠いと、自分自身も身体を休めようとしますし、周りにも私がその時期だと分かってもらうことができます。
しかし子宮が無いと、ただ眠くて怠い人になってしまう。
生理周期を知るために基礎体温を測ったとしても、摘出してしまうと無意味なのです。

ですから、頭痛や胸の張り、食欲や感情面などこれまでの経験値で、自らの身体の変化を「推測」するしかありません。

これは、楽なようで違和感。
「生理だから」と言い訳が利かない感覚です。
 
私は20代の頃から子宮内膜症で生理がかなり重かったので、低容量ピルに頼っていました。
PMSや生理痛もかなり軽減されたと思っています。なので、子宮摘出後の病理検査が問題なければ、ホルモン補充療法を受けるべく、主治医とも話しています。それによって、身体面、感情面がフラットにすることが出来たらと。

そのためにも、病理結果が良いことを願うばかりです。