嬉しいお見舞い | 憂目に咲く花になろう

憂目に咲く花になろう

神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

21歳の時に受けたミスコンテストの同期であり、それから26年間変わらずに心友であり続けてくれている友人が、飛行機に乗って会いに来てくれました。

一緒に活動していた頃は、周囲から双子と間違われることもあり、それは外見というだけではなく、以心伝心のように動作や言葉がリンクすることが多かった私たち。ミスコンテストというと少し誤解されてしまう部分があるかもしれませんが、彼女は本当に見栄を張らず、驕らず、賢く、美しい(彼女は特にそうですが、私の周りはそのような友人や後輩が多い気が。私も学ぶべきことが多い存在です)。

わざわざ時間を割いて遠方から会いに来てくれるのは、当たり前ではない以前に、彼女は誰にでもそういうことをしないでしょう。それは私も同じです。だからこそ有り難く、そうであるからこそ、これからも彼女にとって会う価値の見出せる人間性を持ち続けたいと思わせられます。


お土産は、今の私の食欲を考えて、彼女の住む場所の名産やお粥に合う老舗店のふりかけ、そしてティファニーのコンセプトストアである「ティファニーキャットストリート」に予約して立ち寄り、クロワッサンを買ってきてくれました。

出会って若かった頃は病気の話などすることも考えませんでしたが、今では語らずにいられない話題に。ミスコンテストがきっかけとはいえ、お互いに人間。今の私をそれをきちんと受け止めて共感してくれることが嬉しいですし、仲が更に深まるような感覚にもなります。


今回、会うために久々にメイクをしてライダースジャケットを羽織ると、皮革の重さに病み上がりの身体が耐えられず、彼女からプレゼントしてもらったジェラートピケに羽織り直したというオチがあったものの、会って1時間ほどの会話がどれだけの元気をもらえたことか。

彼女が費やしてくれた時間と労力に心から感謝です。

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