しきゅうとお別れの日 | 憂目に咲く花になろう

憂目に咲く花になろう

神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

毎時目が覚めつつ
やっと朝が来た。
音楽を聴いて不安を撫でる。

学年の中で一番最後に生理が来た14歳の私は
その33年後の今日、子宮にさよならします。

恋をしてその人を思い出すと、
下腹部がキュッとなることがあった。
切ない時は胸が痛くなるから
ココロの場所はこの辺りかなと思ってたけれど
子宮で感じると例えることがあるように
赤ちゃんのサインを伝えてくれるように
きっと、此処にもココロの在処がある。

ここまでが急展開で
気持ちが追いつかないままに
からっぽになってしまうけれど
私という女性が終わるわけではない。
例え揶揄する人が現れたとしても
私自身が自分の最大の味方でありたい。