2019/10/17 | まいだじゅんこ日記
暗い話です。

ここ数ヶ月、長男がまた不安定になっていて、帰宅するたびにドアを蹴ったり壁を叩いたりしています。
障害のせいで力の制御ができずものすごい力を発揮するので、以前から家の中の壁は穴だらけだし、ドアは歪んでしまっています。

2ヶ月ほど前は拳でガラスを割ってしまい、掌に数針縫う怪我もしました。
本人も痛い目にあっているので「ガラスを割ると危ない」ということはわかっているはずなのに、次の日も彼は拳でガラスを殴ります。
先週は暴れる長男に応戦して、わたしも肋骨にヒビが入ってしまいました。

そして今日はついに玄関のドアのガラスを蹴り割られてしまいました。

障害者福祉がやりたくて、親亡き後も障害者が幸せに暮らせる終の住処をつくりたくて、同じような境遇で声を上げられなかった方々を助けたくて市議会議員になりました。
こんな頑丈なドアのガラスにヒビが入るなんて、彼の中で何か許せない、思い出してしまうスイッチが入ることがあるんだと思います。
でも、その原因もわからない、自分の家の子もまともにみられないくせに、一体お前に何が出来るんだと、なんだか悔しいような悲しいような、気持ちになりました。

今までいろいろな場面に遭遇してきましたが、壊れるはずのないものが壊れたのを目の当たりにして、今日は思わず心が折れ涙が出てしまいました。