こんにちは。
アーユルヴェーダでは、私たちが1日で消費するエネルギーのうち、40%〜50%を消化活動に使われていると考えます。
運動、仕事、家事、子育て、他にもたくさんエネルギーを必要とするのに、全エネルギーの約半分近くを、消化のためだけに使ってしまうのです。
体にとって消化とは大仕事ということを分かっていただけると思います。
3食かなり食べている方や、間食が多い方は、それだけ消化器が常に働いているので、消化に負担がかかり、未消化物ができやすいのです。
現代人の多くの方は、食べ物を消化しきる前に、次の食事が胃に入ってきて、常に未消化物がたまっている状態です。
では、どうしたらいいのかというと、アーユルヴェーダでは、食べるのに最も良いタイミングがあると言われています。
それは、前の食事が消化されきった時です!
前の食事が消化されきった時の、体からのサインがあるのですが、
1、お腹が張っている感じがしない。
2、ゲップがでない。
3、お腹がすいていない。
4、喉が乾いている。
5、体が軽い。
6、疲労感がない。
アーユルヴェーダ的には、このような時がオススメのタイミングです。
そして、空腹感は、口寂しかったり、栄養不足でも起こりますから、
脳の欲求ではなく、お腹の中が空っぽであるという体の声を聞けるよう、意識を向けると効果的と言われています。
それと、消化しやすい食べ物は、お粥です。
朝食を、お粥に変えるのも効果的です。
お粥は、身体をあたためる事もできます。
今回は、消化エネルギーについてでした。