フィールドワーク 美ら島自然学校 | ☆イフタフヤーシムシム☆

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花城 舞
洗足学園音楽大学卒業。
シンガーソングライター/沖縄民謡ピアノ弾語り

先月の事になりますが、名護市(美ら島自然学校)で行われたフィールドワークに参加してきました。

講師の先生の説明を受けながら、名護市嘉陽地域の集落を歩きました。集落の中なので、写真は撮らず説明を聞いてメモを取りました。
メモを取りながら後々何のことだったか思い出しやすいようにと、絵を描きながら進みました。もともと絵が得意ではないのですが、急いで書いてるのでますますひどいです。でも、見返した時に自分がわかればいいかなということで、絵も含めてメモを取りました。立ったままの走り書きなので字も乱れに乱れていますが。メモの様子です。
このメモは嘉陽地域にある海上他界へ祈りを捧げる「キョウ」と、山にある聖地「ウイグスク」について。キョウは海岸近くにあり霊力が宿る岩と言われているそうです。他の聖地についても学びました。

聖地の他にも嘉陽地域の水源や遺跡についても実際に見ながら説明を受けることが出来ました。遺跡にとても興味があるので遺跡についても知ることが出来て嬉しかったです。

今回古くからの風習が豊かに残る嘉陽地域のことに触れながら、沖縄の昔の人達はどのような気持ちで生きていたのだろうと考えていたのですが、今回のフィールドワークを通して感じたのは、生かされていることへの感謝の気持ちを大切に生活していたのではないかということです。当たり前の気持ちのようですが、集落の風習等を聞いていると、その気持ちの真剣さが伝わって来たように思いました。

資料も頂いたので、何度か見返しています。
左下の写真は、私がメモに描いた「キョウ」です。私は描いた方が覚えやすいので描きましたが、資料にあるならメモに描かなくてもと言われてしまいそうですね。隣にいた友人もきっとそう思っていたと思います。何も言わず見守ってくれていて優しい友人です。

そして、今回のフィールドワークで気づいたことが実はもう1つ。

日光(紫外線?)アレルギーなんじゃないかということです。外に出ると涙が止まらないなとは常日頃感じていて、クシャミや鼻水は鼻炎だと思っていたのですが、教室で説明を受けている時に一気に晴れ間になって日光が教室にパーーっと差し込んできたんです。その瞬間、クシャミが止まらなくなってしまって喉も枯れてきて涙も出て、まるで花粉症みたいでした。

その後フィールドワークで外へ行く時に帽子を被りサングラスをしたら、クシャミも涙もかなり良くなりました。帽子とサングラスで症状がだいぶ良くなったので、これはきっと日光アレルギーだなと。。。

日光アレルギーなのは残念ですが原因がわかったので、今まで辛かった涙やクシャミがこれからはかなり防げるのが嬉しいです。最近は日中外出時はサングラスをかけるようにしていますが、日光による体の反応がだいぶ楽になりました。これからもフィールドワークや遺跡等を見て回りたいので、紫外線がしっかり防げるのサングラスも探したいと思います。

ここで話は美ら島自然学校へ戻りますが、フィールドワークの後に学校を案内して頂きました。展示室やウミガメの飼育場を見せて頂きました。
アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、クロウミガメの見分け方を教えていただき、赤ちゃんウミガメを触らせて頂きました。(ウミガメ飼育体験期間の為触ることができました。)

実際に触れるとどんどん可愛く思えてきて、身近な生き物に感じました。単純かもしれませんが以前よりウミガメへの関心も高まりました。ウミガメに触れたあと沖縄で放流されたタイマイがインドネシアで発見されたという記事を友人と見て、「タイマイがこんなに移動してるなんてすごいね。発見されて嬉しいね。」と話をしました。感涙しそうでした。

展示室での友人の写真です。
大判のショールを羽織ったマダム風ですが、
実はウミガメの甲羅を背負っています。
実際に甲羅に触れて背負える体験コーナーです。私は勇気が出なくて背負えなかったので、友人の写真を。
真後ろから見ると、だいぶ亀仙人感がありますね。
友人は身長が結構高いのですが、それでも甲羅がこんなに大きくて驚きました。大人のウミガメはかなり大きいんですね。

甲羅の中に背骨があったことにも驚きました。ウミガメは甲羅と体は一体化しているそうで、甲羅に背骨がありました。知らなかったことばかりです。今までヤドカリのように甲羅と体は独立してるものと思っていたので。

ウミガメの赤ちゃん。

今回美ら島自然学校で楽しく沢山学ぶことができました。ちょっと遠かったですが、フィールドワークも美ら島自然学校での体験も充実していて、道中は友人と小旅行の様で楽しかったです。

長くなってしまいましたが、読んで下さりありがとうございました。

これからも昔のこと、沖縄のことに触れていきたいと思います。