4月23日 20時57分 水瓶座で下弦の月です。
20日に太陽は牡牛座入りをしていて、
月は山羊座の終盤エリアにある冥王星と緩く重なっています。
明け方の天体ショー
この後、明け方の月は土星、火星、金星、木星へと接近していきますが、
朝方日が昇る前の空を見ると、これらの惑星が並んでいますので、
ここから月が日に日に星々に接近していくのを見ることができます。
今は惑星が水瓶座～魚座に集まっていますので、空に惑星がぎゅっと並ぶのが見られるのですね。
わたしは早起きできるかわかりませんが
よかったら見てみてください。
2022年のハイライトは5月 それに向けた調整期間
下弦の月は5月1日の新月までの手放しや調整の月です。
今年の牡牛座の季節の新月と満月は日食、月食を伴うので、超スペシャルです。
拙著『星使いの時刻表』をお持ちの方は、新月と満月の星読みをご覧ください。
特に5月16日の月食（満月）は、ウエサク月でもあり、超スペシャルです。
今年の夏は、ドラゴンヘッド（月と太陽の軌道の交点）と天王星が重なる特殊なシーズンで、誰にとっても運命的な変化と広がりの時なのですが、その大切なつながりやご縁が、この時期形成されるのではと感じられます。
5月11日には木星が牡羊座入りもしますし、今年の5月は2022年のハイライト的な季節です。
来週あたりライブ配信などでも話そうかと思います。
この下弦の月から5月1日の新月までの間に、その前段となる出来事や、調整的な作業が必要になる可能性があります。
わたしも急に大きな決断をする可能性が出てきたので、今この星の流れを見て、ドキドキしていますｗ
新たなチャレンジ。理想の膨張
さて、下弦の月の星の配置ですが、先述の月と冥王星の合がありますので、私生活を大きく変えるような新しい出来事がやってくる可能性を感じます。
実はこの前の4月18日からの1週間は、太陽が冥王星と手放しの配置をつくっていたので、わたしのように、新しいことを思いついたり、何かで失敗や挫折、方向転換を決意した人も多いかもしれません。そして、この下弦の月のチャートでも引き続きその影響があります。
特に、収入面などで新たなチャレンジをしそうな流れを感じます。
ここから太陽は天王星やドラゴンヘッドに重なっていき、次の新月では天王星からの影響を強く受けます。
新たなものを取り入れるエネルギーがどんどん増していく時期です。
海王星と木星が魚座で相変わらず重なっていて、金星も接近しています。
また、火星も同じ魚座にあります。
これらが4ハウスにあることから、家や不動産に関わることでの理想が膨らんだり、家でできることを楽しんだりできそうです。
火星は太陽と調和し、新しい取り組みのための学びや行動をしていく勇気や意志力を注いでいます。
サビアンシンボルからのメッセージ
月は水瓶座の4度で「ヒンドゥー教のヒーラー」というシンボルです。
多くのサビアンシンボル本などでは「インドのヒーラー」と訳されますが、英語では「A Hindu Healer」で、インドの、というよりももっと宗教的なイメージが強いシンボルだと解釈しています。
イメージとしてはカースト最上位のバラモンやアーユルベーダの医師に近い、社会的な権威のような技術者です。
日本でヒーラーというと、そういうイメージはありませんが、インドではかなり権威のある技術です。
そういった、ヒーリングや整体、東洋医療などの技術と関係するほか、精神性を高めて心と体を整えること全般に関わる度数です。
癒しやヒーリングでなくとも、社会の中で受け入れられる権威ある形で精神性の向上にも関わる取り組みをスタートさせるために、何かを変えたり調整していく、ということもあるでしょう。
太陽は牡牛座の4度で「虹のたもとの金の壺」という度数です。
虹は地上と天の架け橋であり、神との契約に関わります。壺はわたしたちの身体（器）です。
身体の中に刻まれた、神との契約を思い出す。
天界の影響力と繋がる。
ビジネスでの経済的な発展や人間関係の拡大。
チャンスや幸運な発展。
といったものをあらわす度数です。
4度というのは安定性をあらわす度数で、月も太陽も社会的な安定や豊かさに関わります。
下弦の月なので、そのための調整や手放しをしていくときとなります。
なにか思い切ってやめよう！とか、やってみよう！と思えることがあったら、勇気を出すと大きな豊かさに繋がるかもしれませんね。
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