昨日の続きです。
現代とすごーく配置が似ているなぁと感じる幕末。
その一つが海王星が魚座にあるという点です。
海王星は公転周期が165年。
いわゆる幕末という時代は
黒船来航の1853年から戊辰戦争の1869年をさすとされます。
現在魚座の23度にある海王星ですが、
ひとつの星座には平均14年滞在し、
今回は魚座に2012年~2026年までの滞在となります。
とはいえ、東日本大震災があった2011年の3月、
海王星は水瓶座の最後の最後の度数にあり、魚座に入る直前でした。
(2011年は4月4日に魚座に一度入って逆行して抜けています)
2020年は世界中でコロナショックが訪れましたが、
この2020から海王星の公転周期、165を差し引くと、
1851年。
黒船来航の2年前にあたるのです~~~!!!
しかも、ペリーが日本行きをアメリカ政府に打診した年は1851年だったらしいですよ。
そりゃあ、雰囲気が似ますよねww
でも、165年前と海王星の位置関係は少し違います。
(地球目線によるズレなのかしら)
昨年から今年にかけての海王星の位置である魚座の20~24度あたりは、
幕末の頃は1857~58年くらいが近いです。
となると、幕府が日米和親条約などどんどん開国を進めていき、
幕府への不満が国内で強まっていた時期ですね。
今も、我慢を強いられているのにオリンピックで開国??…みたいなw
いずれにしても政府への不満は強まっている気がします。
幕末の頃の海王星魚座入りは
1847年~1861年でした。
1860年に老中の井伊直弼が暗殺された桜田門外の変が起こり、
1861年以降は尊王攘夷運動がかなり盛り上がりました。
1861年は海王星が魚座から牡羊座に移動していますが、
やっぱり海王星が牡羊座に行くと戦争になりやすいのかな…。
幕末の国内の混乱はこの頃から激しくなりました。
そして、渋沢栄一はこの年に一橋家の家臣となって人生を大きく変えています。
やはり海王星が魚座から牡羊座に行くとエネルギーが変わりますね。
【幕末と現代】海王星が魚座にあることからわかる共通点まとめ
☆自然災害
東日本大震災や水害の発生、地球温暖化の影響の強まりなど、
ここ数年は自然災害が凄まじいですが、
魚座や海王星の浄化のエネルギーが関係しているかなと思います。
安政の大地震が有名ですが、南海トラフを震源とする地震が幾度も起きています。
☆疫病の流行
言わずもがなのコロナショックが現代では起きていますが、
幕末も感染症の広がりで多くの人が亡くなっています。
渋沢栄一の最初のお子さんも当時大流行していた麻疹で命を落としていますが、
もう一つ幕末に大流行したのがコレラです。
米国艦船ミシシッピー号が感染源だったとされ、
当時100万人の人口であった江戸ではコレラで10万人とも30万人ともいわれる人が命を落としたようです。
10~30%もの人が亡くなったとかすさまじい…。
外国人怖い、攘夷!となった理由はこれも大きかったと思います。
開国と同時に地震、感染症ですもんね…
☆政府への不信・思想の大きな変化
尊王攘夷思想など、政治的、精神的な分断が起こる一方で、
新しい時代を担う若い人々が育っていった時でもあるように思います。
渋沢栄一もその一人ですね。
とにかく混とんとした時代でした。
こうやって幕末と比べても、
ここからまだまだ、時代の変化の荒波は続くのだなぁと感じられます。
新しい時代に向けて必要なものを見つめて、
世の中がどうなるといいかを考え、
一人ひとりが進んでいく力が大切だなぁと改めて思います。
その③でまた別の天体からの共通点を見ていきます。
マダアルヨ…!
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